未経験者と初心者のための投資入門

資産運用裏話 運用成果を毎月、記録に残すだけで良くなる?

資産形成と資産運用には投資の記録が大切

気分で投資をしていたら、失敗しやすくなる

投資をする時、あなたは何を考えて行動を決定していますか?

投資で損をする行動をしてしまう時は、たいていの場合、思考にゆがみ(バイアス)が働いています

 

そして、怖いことに、損をしやすい人は同じようなゆがんだ思考と行動を繰り返してしまいます

そのため「投資は難しい」と強く感じてしまう人もいるようです。

(もちろん、むつかしい一面があるのですが、必要以上にむつかしくしてしまっているのですね)

 

対処法として、投資の運用記録のようなものをつけることをお勧めします。

 

こんなふうに「歪んだ思考&行動」を無意識にとっちゃうから、失敗する

投資で利益を上げる方法はシンプルです。

  • 安い時に買う
  • 高い時に売る

基本的には、これだけです。

 

損失を拡げやすい人の思考の一例です。

買った株などの金融商品が下落する

損失が広がるのが怖いので、売却する

損失が確定してしまう

 

高値つかみをしやすい人はこんな感じ

株価などがドンドン上昇していく

報道などでも取り上げられる

「みんなが買っているから買う」となって高値掴みをする

買った直後に下がり始めてしまう

 

心当たりがある人もいるかもしれません。

でも、こんな(冷静に見れば)非合理的な行動をしてしまうのが普通なのです。

 

もちろん、本人はいたって大真面目。

でも、気がつかないうちに、なんども何度も同じ過ちを繰り返してしまいます。

(ですが、良く考えれば、投資以外の人生でも同じかもしれません。人間ですから・・・)

 

このような、ゆがんだ思考&行動を是正するためにも次に紹介するような投資の記録ノートのようなものをつけましょう。

 

投資の記録ノートの一例

資産形成と資産運用には投資の記録が大切

これはほんの一例ですが、このような物をつけると良いでしょう。

これをつけることのメリットは、

自分の投資を客観的に見ることができるようになる。

というところです。

 

ノートは、文字通り紙のノートでもかまいませんし、日記帳の月まとめのところのような場所でもかまいません。

長期間で管理するには、パソコンも向いています。

 

特に決まった形式はありませんので、気楽に作ってかまいません。

もちろん、あなた以外に見る人もいませんから、個性的でもかまいません。

 

記録ノートはいつ、つける?

基本的には、毎月末につけましょう。

毎週、こまめにつける必要はありません。

 

作成当初や、慣れるまでは大変かもしれませんが

慣れると、月末に10分もあればつけられます。

 

そして、年末になったら、年間のまとめをしましょう。

年間の利回りや、これまでの投資の累計リターン、平均利回りを算出するのです。

 

投資の記録ノートのポイント

ポイントを次にまとめます。

  1. 今月の利益がいくらなのか一目で分かるようにする
  2. 分配金や売却益など、いくら入ってきたのか、一目で分かるようにする
  3. トータルでの損益がいくらなのか、一目で分かるようにする
  4. これまでの平均利回りが年何%か分かるようにする
  5. 自分の考え方を記録する

 

これらが重要です。

 

こうすることで、冷静かつ客観的にあなたの投資の利益が分かります。

また、一時期大きく儲かったけれども、

10年間という長期で見ると、平均利回りが思いのほか低かったりすることも分かります。

 

良い時の記憶は鮮明に残り、失敗した時はあまり思い出さない・・・のも人の特性かもしれません。

よく言えば「前向き」

悪く言えば「反省しないから、同じことばかり繰り返す」

・・・書いていて、自分の耳が痛いですが(笑)・・・

 

記録を見返してみると、思いのほか、利回りが低かった・・・

それは、ハイリスクな投資をし過ぎている証拠かもしれません。

いっそのこと、ローリスク・ローリターンで長期運用した方が成績が良かった・・・という結果になることも分かることもあります。

 

また、利回りが良い時は、決してあなたの能力が高いから・・・ではありません。

(残念ながら)

それは、景気や経済の波に乗れている時期だから高いのです。

 

あくまでも客観的に判断する基準にもなります。

 

自分の考え方のクセを知ろう

ポイントで大事なのは、

5の自分の考え方を記録するというところです。

 

ここが重要です。

いくら記録をしっかりつけても、同じ過ちを繰り返していては無意味だからです。

 

損をしたり、塩漬けの株を買ってしまったり、安値で売ってしまった時に、

あなたがどうしてそう考えたのか?

 

もっと良い考え方はなかったのか?

などということを振り返る術が必要なのです。

 

なんだか禅問答というか、哲学的な感じすらしますが、・・・

投資は、(おかしな行動をしてしまう)自分との戦いです。

 

おかしな行動を減らせれば、自然とリターンは増えます。

なにしろ、投資は安い時に買って、高い時に売る、というシンプルなルールですから・・・。

 

自分の考え方のおかしなクセを一つひとつ理解して、直していくことで

より合理的な投資へと近づきやすくなります。

 

まとめ

  • 気分で投資をすると、損をしやすくなる
  • どんな人でもおかしな考え方をしてしまう
  • 自分を客観的に見つめられる投資ノートをつけよう

 

広島 ファイナンシャルプランナー・インデックス投資アドバイザー 佐々木裕平

コメントを残す

*