こんにちは。山口県岩国市の中立公正な立場から金融教育情報を発信する非販売系ファイナンシャルプランナーの佐々木裕平です。
広島県広島市から、山口県岩国市に移住をしてから、はや二年が経ちました。3年目に突入します。
本日は、誰かの参考になれば、と思いつつ、岩国市に移住して感じてみたことを綴ってみたいと思います。
ちなみに筆者はこれまでに、広島県広島市・愛知県名古屋市・鳥取県鳥取市・東京都中野区(職場は吉祥寺)・岡山県浅口氏などに居住したことがあります。
人生での引越し回数は、ざっくり20回くらいでしょうか。
Contents
自然は豊富で犬の散歩はしやすい傾向だが、公園に犬は入れません(涙)
山口県岩国市は東京都と比べるとかなりの田舎です。
広島市よりはやや田舎。
岡山県浅口市よりは都会(?)な感覚かと思います。
全体的に高層ビルがなく、二階建ての建物が多く見られます。
場所によりますが、非常に緑が豊富で、その地域に住めば、犬の散歩には事欠きません。
また、公園の整備などは、全体的に広島市よりは行き届いている気がします。
その反面、犬の散歩で公園には入れません。緑が豊かだからでしょうか。
家賃は全体的に安め。良い物件が空いていれば大丈夫
家賃は全体的に広島市よりは安い傾向にあります。
築年数が古い物件から、新しい物件まで様々です。
ペットが飼える物件は、広島市と同様に、総じてかなり年季の入った建物が目立ちます。
ただ、まれに築浅でペットが飼えて、寒くない物件がありますので、こまめなチェックが必要です。
ペット可の物件でないなら、築浅の物件は多数あるようです。
スーパーなどの物価は、都心部よりは競争が激しくないためか、やや高め
田舎あるあるですが、物価は安くありません。
東京都の方がたぶん、安いです。
競争が激しくないからか、全体的に、やや高めの印象です。
品ぞろえなどは、基本的に広島市レベルと変わりません。
東京都の成城石井のような高級路線のスーパーはいまのところ見当たりません。
ユニクロなどのチェーン店はある程度そろっているが、デパートなどはないので、ブランド物は広島まで出かける必要が
服を買う場所はかなり限られてくると思います。
ユニクロやGUなどの大手のチェーン店はあります。
ただ、それ以外のローからハイまでのブランドものの服を選ぼうとすると、広島市まで出かけないと厳しい状況です。
ブランド物でないとダメだ、という人には厳しいと思います。
ちなみに筆者は、全身ユニクロです(笑)。
仕事用のスーツなどは広島市で調達します。
病院は診療科目によっては、クリニックの数が少なく、予約システムが不十分なところもある
病院は普通にたくさんあります。
ただ、一部の専門科目のクリニックによっては、数が限られています。
予約システムが不十分で、行ってからかなり待つ、という状況も時々あります。
ただ、待てば診察は受けられるので、病院がない、不足している、という印象はありません。
車社会だから、都会に住むよりも車関連費が高くつく
これは鳥取県や岡山県でもそうでしたが、車が必要です。
公共交通機関がかなり衰退しています。
バスなどかなり使えません。待ち時間が長すぎるのですね。
正直、車がないと生活が難しいと思います。
スーパーや公園、ちょっとしたお出かけには、車が必須となってきます。
もちろん、自転車での移動は可能なのですが・・・危険です。
車社会と高齢化社会のダブルパンチで、自転車や歩行者に対する注意が多くのドライバーは散漫です。
筆者もこれまでに何度も車にひかれそうになりました。
都会では、歩行者や自転車がいるのが当たり前、なので、ドライバーはそれを前提とした運転をします。
ところが車社会では「自転車と歩行者はいないのが当たり前」の前提に無意識になっているドライバーが多い気がします。
歩行時間の確保が難しい。散歩やスタンディングパソコンの積極的な運動習慣が必要かも
車社会ですので、都会と比べると、ジョギングや散歩・サイクリングなどの肉体を使って移動する人が少ないです。
もちろん人口が少ない、ということもありますが。
ただ、やはり田舎あるあるですが、自然が豊かになればなるほど、その自然と触れ合わないのも田舎だと思います。
移動はすべて車ですから。
そのため、座って仕事をする人は、一日のほとんどの時間を、車のイスか、家のイスか、職場のイスに座って過ごすことになると思います。
東京都に住んでいるときは、電車・地下鉄・バスでの移動が当たり前、立って乗るのが当たり前。家から駅まで歩くのが当たり前、乗り換えで歩くのが当たり前、な感じでした。
商業施設も多く、休日も平日も、東京都の人は一日数時間は立ったり、歩いたりしているのではないかと思います。
そのため、田舎では自ら積極的にスタンディングパソコンや朝の散歩習慣を持つことが必要だと思います。
異国情緒を求めれば、身近に感じられる。米軍基地とアメリカ人について
歩いて米国まで行けます。
米軍基地があるからですね。
フレンドシップデイなら、米軍基地内で遊んだり飲食もできます。
ただ、激込みなので、二度と行きたくないですが(笑)。
行くなら、開門時間前に並んでおかないと、入場だけで数時間待つことになります。
街のあちこちにアメリカ人を見かけます。
会話が好きな人なら、話が弾むと思います。
また、外国人向けの飲食店も多いので、お好きな方は、いろいろな外国籍料理を楽しむこともできます。
まとめ 自然は多いが、住む場所を移住前にしっかり調べておくことが重要かもしれない
全体的に、住みやすいと思います。
ただ、場所によっては田舎らしさを感じられず、不便な都会感を感じる場所もあると思います。
移住の際は、実際に引っ越し先を訪れて、ウロウロしてみることが大切だと思います。
また、車社会なので、基本的に大人一人に一台は車が必要です。
その分、都会に住む時よりも車の維持費がかかります。一台につき、月に数万円かかると考えておくと良いと思います。
つまり、その分、資産形成や生活費に回せるお金が減ります!
家賃が安い傾向にあるとは言え、結局はトントン、あるいは都会に住んだ方が安上がりになることも考えられます。