こんにちは。
金融教育研究所の佐々木裕平です。
こどものための身近で有効性の高い金融教育の第一歩としては、やはり貯金が挙げられるのではないかと思います。
しかもそれは積立貯金。
投資初心者の方には意外かもしれませんが、投資と貯金は非常に深い関係があります。
また、ポートフォリオと呼ばれる中には、貯金を組み合わせる(あるいは、誰でも貯金がある場合、自然と組み合わさる)ことが重要です。
もう一歩踏み込むと、ポートフォリオのリスクマネジメントは安全資産である預貯金でできてしまうのですね。
とまあ、そんな難しい話は置いておいて、こどもの金融教育の第一歩としては、積立貯金だと思います。
これがしっかりできていて、ある程度の収入があれば、人によっては株式や債券などのリスク資産での資産運用が不要である場合もあります。
もちろん、計算上は、どんな人でも資産運用をした方が「お金が大きくなる」という可能性があり、有利なのですが。
また、貯金がある方がリスクマネジメントが簡単です。
保険だって、現金が豊富にあれば、加入せずともよいわけですし。
資産運用が怖い大人の人も、まずは積立貯金にチャレンジしてみるのが良いと思います。
それではまた。