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退職後の計画・リタイアメントプランを考えてますか?
老後の生活資金を考えたことがあるでしょうか。
20代・30代の方からすると、
「まだまだ先の話だな」
と思われるかもしれませんが、
若い方こそ、早めの準備が肝要だと思います。
何歳まで生きるか考える
寿命は人によりそれぞれ異なりますが、
平均寿命で見てみますと、
- 男性・・・およそ80歳
- 女性・・・およそ87歳
となっています。
こうなりますと、
平均でも、60歳から数えると
- 男性・・・およそ20年間生活する
- 女性・・・およそ27年間生活する
ことになります。
もっとも、人により異なりますので、
平均を考えても、実際には役に立たない面もありますが、
直感的なイメージとして、計算します。
4人に一人は100歳まで生きる?
ただ、上記はあくまでも平均です。
実際には、
女性の場合は
4人に一人は100歳
まで生きる可能性があります。
まさに、人生100年時代です。
医療もますます進歩するかもしれません。
そうなりますと、
老後の資金計画は、平均寿命で考えると、
長生きをすると、場合によると10年間分の資金が足らないケースも
出てくるかもしれません。
このように、長生きは、リスクにもなり得るのですね。
毎年いくら必要か?
ここから先も、仮のお話です。
公的年金が将来的にいくらになるかは、
分かりませんが、
現在価値で15万円だとします。
そして、仮に毎月25万円で生活したとします。
すると、25-15=10万円が不足します。
仮に65歳から100歳まで生きるとすると、
35年間ありますので、
10万円×12か月×35年
=4200万円
かかります。
年間では120万円ずつ貯金を取り崩していくイメージですね。
ここでも、
- 将来の年金がいくらなのか?
- 将来の年金の受給は何歳からなのか?
- いくつまで働けるのか?
- 貯金がいくらなのか?
- 運用したら、いくら増えるのか?
がすべて不透明(未来は分からないのですね)
ですので、仮のお話です。
老後の生活の資産運用
老後の資産運用も、人により千差万別です。
おもに、資産額で異なってきます。
大変に乱暴に言いますと、
資産が多い人であれば、
ある程度のリスクを背負って運用することができるかもしれません。
反対に、資産が少ない人であれば、
大きなリスクを背負っての運用は向いていません。
それは、大きく値下がりした場合に、
- 耐えられない
- 生きている間に回復しない可能性もある
などが考えられるからです。
老後の運用プラン
その人の資産の額によるところが大きいですが、
老後の運用プランは一般的には
安全性の重視が求められると思います。
変な運用や
変な金融商品を買うくらいなら、
貯金を取り崩していく方がまだマシなケースも
あるかもしれません。
若い方は、準備が必要
健康で若い方、さらに収入の安定している方は、
できるだけ早めに老後生活の資金を準備することが重要だと考えます。
ポリシー
金育研究所は設立以来、
金融商品・保険商品の販売・勧誘・斡旋はしていません。
常に中立・公正な立場から、
合理的な金融リテラシーの普及・啓もうを行っています。
お金と投資の知識教育(金育)は、およそすべての人にとって
必要なものですが、
残念ながら、現在の義務教育のカリキュラムには入っていません。
多くの方が、勘違いをして、損な行動をしているのが現状です。
合理的な金融リテラシーが普及すれば、
結果として、社会が少し明るくなるのではないか? と考え、
行動しています。
小さな事務所ですが
これからもコツコツと
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どうぞよろしくお願いいたします。
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