100年に一度レベルの世界同時金融危機時にはおよそ半分に減った
こんにちは。
広島、金融教育研究所の佐々木裕平です。
現在、コロナウィルスの影響により、世界の株価が毎日のように大きく上下に変動しています。
仮に今年から資産運用を始めた人がいる場合、大変に慌てているのかもしれません。
かく言う私も、資産運用を始めた時は、毎日のわずかな値動きにもびくびくしていました(笑)。
さて、もしこのまま2008年のような世界金融危機へと発展するとどうなるのでしょうか。
2008年の世界金融危機とは、いわゆるリーマンショックです。
この時は、世界の株価の時価総額が年初と比較して、およそ半分にまで下落しました。
身近な例で言うと、Aさんが2008年の初頭に100万円を世界の株式群に投資したとします。
そうすると年末にはその株式群の時価総額が50万円程度になってしまったのですね。
もし初心者の私がそんな事態になったら、きっとノイローゼです。たぶんホントに。
もちろんこの状態はいわゆる含み損です。
売却しないと、損失が確定されないのですね。
仮にAさんが2018年末に「もうイヤだ―!」と売却すれば、資産は半分の50万円に減ってしまいます。
でも、仮にAさんが「気にしないぜ!」とほおっておけば、資産はその後、二倍くらいになりました。
もちろんコロナショックの現在もプラスのリターンです。
このような現象を非常に乱暴にまとめると、金融経済学では「リスクを背負うことでリターンが補償される」、と言います。
もちろん上記の表現は正しく正確な表現ではありません(汗)。
さて、現在市場ではコロナショックで大きく世界の株価が下がっています。
現代のAさんはどうするでしょうか。
それではまた。