不動産投資と不動産投資信託どっちがいいの?

私は昔、中古の戸建てを買って住んでいたことがあります。

それはそれはなかなか古い家でした。

築年数が35年くらいでしたでしょうか。

買値は50坪の土地込みで500万円くらい。

結果的には数年で「街中の方が住みやすい・交通費などを勘案すると、街中の方が安上がりだ」という結論に至り、買った時よりも安値で売りましたが。

まあ、つまり損をしました(笑)。

今回はそんな経験を持つ私から見た、少し変わった不動産投資に関する話題です。

 

 

Contents

不動産投資とは

不動産投資といえば通常は現物不動産を差すことが一般的ではないかと思います。

実際に家やマンションを購入し、他人に貸して収益を得るビジネススタイルですね。

 

不動産投資のメリット

不動産投資のメリットは、大きく二つあると思います。

  • 購入した土地・物件自体の価格が上昇し、売却差益を得られる可能性がある
  • 人に貸し出すことで、賃料収入が得られる

しかし、上記はそのままデメリットにもなりえます。

 

不動産投資のリスクとデメリット

購入した不動産の価値が下落し、売却時に損失が出ることがあります。

今後は少子高齢化に伴い、特に地方では住宅が過剰供給に陥ります。

というか、すでに地方では始まっています。

私が購入した件の一軒家は五十坪くらいの庭付き一軒家でしたが、五百万円くらいでした。

このような物件はいまや、あちこちの団地に発生しています。

それどころか、あちこちの団地では、住宅すら撤去され、草ぼうぼうの空き地が大量発生しています。

もちろんそのまま撤去されずに残っている危険な建物もあります。

そしてそれは今後も少子化と人口減少に伴い、増え続けていくと思います。

そのため、よほどきちんと事前に調べておかないと、せっかく購入した不動産が収益を生めない・売れない・借りてくれない物件になりかねません。

 

不動産投資で大きな失敗をしたくないなら、どうすべきか?

経済学上では、人は損失・リスクがイヤな生き物です。

そのため、大失敗やリスクを減らす行動を考えるべきです。

投資でリスクを下げる方法は、シンプルです。

投資対象を分散することです。

それだけでリスクをある程度下げられます。

また、少額で始められることも資産形成には重要です。

しかし、現物の不動産では、一戸当たりの価格が高すぎ、個人では分散投資をすることも敵いませんし、そもそも購入することすらできません。

 

不動産投資信託とはどのようなものか

そこで世の中には不動産投資信託というものがあります。

REITとも呼ばれます。リートです。

これは、イメージとしては、透明な袋に不動産市場を入れたような存在です。

 

不動産投資信託なら分散投資が容易にできる

このREITという形で投資を行うと、少額で分散投資が容易にできます。

数万円程度で不動産投資ができるのですね。

しかも対象は不動産市場全体などの合理的な分散投資です。

また流動性にも優れています。

不動産の現物では、なかなか購入相手が見つからないものですが、REITならば基本的にすぐに売却をすることが可能です。

 

オンライン投資セミナーとオンライン資産運用相談なら、お気軽にどうぞ

まあ、個人的にはREITよりも株式の投資信託の方が、効率が良いように考えていますが。

さて、コマーシャルです!

金融教育研究所では、定期的にオンライン投資セミナーを開催しています。

また、個人投資家のお悩みを軽くすることを目的とした投資のセカンドオピニオンとしてのオンライン資産運用相談も承っています。

お気軽にご利用いただければ幸いです。

それではまた。

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