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ユニット型と呼ばれる実績配当型金銭信託とは?
本日は、実績配当型金銭信託について見てみましょう。
これは、投資信託とは全く異質のもの と考えていただいて構いません。
投資信託はつみたてニーサなどの非課税制度に入っていますが、
実勢配当金銭信託は入っていません。
どのようなものなのでしょうか?
①そもそも金銭信託とは?
一般的には、金銭を信託財産として信託銀行などに信託するもの。
その金銭がは貸付金や有価証券などで運用される。
その収益と元本を受け取ることができるもの。
預金保険があり、元本保証。
②では、実勢配当型金銭信託(ユニット型)とは?
前述の金銭信託は、預金によく似た商品です。
元本も保証されていますし、予定配当率は表示されています。
一方、実勢配当金金銭信託(ユニット型)は、
- 予定配当率は表示されませんし、
- 利回り保証もありませんし、
- 元本保証でもありません。
ユニットというのは、何でしょうか?
それは、顧客から集めた資金団をユニットと言います。
それを信託銀行が管理運用する金銭信託なのですね。
だからユニット型というわけですね。
③組み入れられる中身
組み入れる運用商品としては
- ローン債券
- 外貨建て国債
- デリバティブなど投資性の強い取引
- 資産担保証券等の有価証券
などが挙げられます。
? 良く分かりませんね。
人には「大きな金融機関になんとなく
良く分からない金融商品があると
良いことが起きる気がする」
という困ったスイッチがあるので発動しそうですが、
投資の基本は 良く分からないものには投資をしない! です。
上記商品が良く分からない人(その特性やメリット・デメリット)は
手を出すべきではありません。(と個人的には思います)
(また、分かっている人は手を出さないと思います)
④デメリット
- 信用リスクなどがある
- 利回り保証がない
- 元本保証がない
- 利益から信託報酬が引かれる
- 何に投資をしているのか分かりにくい
- 他のシンプルな金融商品と比較しにくい
⑤信託期間
2年・3年・5年など
⑥そのほか
税金20.315%の源泉分離課税
まとめ
良く分からないものには投資をしないようにしましょう。
なんとなく名前が格好いい、勧められたなどの理由で検討するのは
危険です。