確率論と長期分散投資の関係:一言ブログ:2022/6/27

資産運用が怖い、と初心者の方から良くお聞きします。

確かに。

私も二十年ほど前までは

「投資はギャンブルみたいなものだから、絶対しない」

と思っていました。

確かに資産運用は短期的に見ると、ギャンブルです。

これは否定しようがありません。

一年後に、世界の株価が上がっているか、下がっているかは、いま現在では明らかになっていません。

また、量子力学の観点から見ても、未来が「今現在」決まっている「わけではない」のです。

ですから一年後はギャンブルになります。

ですが、でたらめに動く株式だからこそ、

長期的に繰り返す、つまり統計的に見ると、確率がぼんやりと浮かび上がってきます。

これはこの世界ではランダムに動くものは左右対称の正規分布する、しやすい、という性質が生み出します。

なんだか不思議な話ですが、実際、私たちの住むこの世界、大げさに言うと宇宙ではそうなってしまいます。

私自身も、量子力学や統計学を勉強するまで、そんなこと、ちっとも知りませんでした。

資産運用の教科書などに、標準偏差という形でリスクが%で表記されていても

「どうして、これがわかるんだろう。どうしてそうなるんだろう」

とすらも、疑問に思いませんでした。

でも、いまでは、なんとなくわかります。

勉強することは楽しいですね。

それではまた。

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