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債券投資でがっちり手堅く運用できる?
債券投資という言葉を耳にしますが、どのようなものでしょうか?
手堅い と評判のその債券の特徴に迫ってみましょう
債券とは「債権の有価証券化」のこと
そもそも債券とは何でしょうか?
以下、債券と債権の2種類が出てきますが、
誤字ではありません。
一例として、銀行が企業に融資(お金を貸す)場面をイメージしてみましょう。
この場合、銀行は債権を保有し、企業は債務を負います。
そして、法律上、銀行は企業の同意がない限り
債権を第三者に譲渡(売却)できません。
なぜでしょうか?
それは、もしも銀行が債権をほかの業者に譲渡(売却)した場合、
企業は銀行からではなく、第三者からお金を借りたことになってしまうからです。
債権を債務者の同意がなくても第三者に売却できるのが債券
しかし、上記のように、
お金を借りた人の同意がないと第三者に売却ができないのは、
債権者の立場としては、不便です。
つまり、お金を貸しにくい。
と、同時にお金を借りる側は、お金が借りにくいのですね。
そこで、債務者の同意がなくても第三者に売却できる ようにしたのが
債券なのです。
これを債権の有価証券化と言います。
で、債券って何?
すなわち、債券(社債・国債)を発行することは、
借り入れ をすることです。
そして、債券を購入するということは、
貸し付け をすることなのです。
債券の魅力は?
- 一定の利子が定期的に支払われる
- 満期を迎えると額面金額が戻るところ
日本国債は金利保証
個人向け国債は、投資家保護の観点から、
- 年0.05%の最低金利が保証
- 元本割れのリスクがない
マイナス金利時代の影響
ただし、上記を見て分かるように、
大変に金利が低いのが現状です。
2017年11月の個人向け国債でも
最低金利の0.05%です。
2017年12月現在の定期預金の利率は
0.01%ですから、
見方によっては5倍も高い、と見えなくもないですが、
超低金利なのでほとんど増えません。
100万円で国債を買ったら?
仮に100万円で国債を買ったらどうなるでしょうか。
年間利回りが0.05%としますと、
1年間で500円もらえる計算ですね。
・・・少ないです。
これでは利益を再投資する複利運用しても
元本が2倍になるまで1440年かかってしまいます。
これがマイナス金利時代ということなのですね。
今回のまとめ
今回は、債券のお話でした。
ちなみに金育研究所は金融・保険商品の販売・勧誘・斡旋はしておりません。
中立・公正がモットーです。
マイナス金利政策の影響で
現状、貯金や国債ではほとんど増えません。
そのため、政府の方も、自分のことは自分でカバーする、
というスタンスの元「貯蓄から投資へ」と動いています。
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長期的な投資に耐えられる投資対象に分散投資するのが健全ではないでしょうか。
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