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今はバブル期並みのお金の使いっぷりってホント?
いまは不況でしょうか?
それとも好景気でしょうか?
多くの人にとっては、不況に感じられると思います。
ところが・・・
2017年11月現在、世界の株価は過去最高を更新する国が続々と出てきています。
日本も例外ではありません。
過去最高には程遠い(半分程度)ものの、
株価はここ30年ほどで最高値付近にあります。
みんな結構お金を使っている?
ですが、株価が高くても、投資をしていない人には恩恵がほとんどありません。
それにしても、みんなはお金をどれくらい使っているのでしょうか?
総務省の家計調査によりますと、
2016年の世帯の1か月の消費額は31万389円です。
かなり高いですね。
じつは、これと同じ水準のお金の使い方をしていたのは
意外にもバブル経済絶頂期の1988年の30万7204円なのです。
バブル並みなのに、生活が豊かに感じないわけ
1988年というと、日経平均株価が4万円に迫ろうとしていた
日本経済絶頂期のころです。(今は半分の2万円程度ですね)
そのころと同じくらい、みんなお金を使っているわけです。
でも、豊かに感じません。
通信費が圧倒的に増えた
その原因の一つは、通信費です。
30年前には、インターネットも携帯電話も普及していません。
・・・まあ、肩からかける、携帯?電話はあったようですが・・・
当時は、家庭用の黒電話1台の料金だけでよかったのですね。
あれから30年・・・現在では通信費がけっこうかかります。
ご家庭にもよりますが4人家族の場合
- 固定電話
- インターネット回線
- スマホ×4台
これらの費用が掛かります。
家計調査では、1988年よりも57%増えています。
交通費・通信費の支出は2016年で、月4万8947円です。
薬と診察代も増えた
さらに高齢化に伴い、薬と診察代も増えています。
その反面、洋服代は39%の減少です。
これらが何を意味しているのか?
それは、形に残らないお金の使い方をしている、ということではないでしょうか。
つまり、みんなお金を結構つかっているのに
それが、データの通信料や病院代などで消えているのです。
60年間支払うと、累計にすると、5万×12か月×60年=3600万円ですね。
家が買えそうです。
昔は、人生で一番高い買い物は、家で、次が保険でしたが、
通信費もランクインしていくのでしょうか。
お金を貯めるには
むつかしいことではありますが、
通信料の見直しをすることが、第一歩かもしれません。
そして、同時に積み立て貯金、そして積み立て投資を実行することが重要です。
通信料を見直して、その差額をつみたてに回すことが肝要ではないでしょうか。
貯金だけでは増えない時代です。
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