バセドウ病甲状腺全摘出手術ブログ・お金と健康の関係を改めて考えさせられたこと g4

こんにちは。金融機関から販売マージンなどを受け取っていない中立的なアドバイザーとして講演執筆活動をする佐々木裕平です。

先日、甲状腺の全摘手術手術を受けましたので、個人的な備忘録として、記載したいと思います。

Contents

2005年ごろ? バセドウ病発症

あまり正確には覚えていないのですが、まだ某企業に勤めていた2005年ごろにバセドウ病が発症しました。

私の症状は次のようなモノでした。

  • 異常な発汗
  • 急激な痩せ
  • 眼球突出
  • ばてやすい
  • 頻脈 常時100~140程度

ただ、当時は体力もあり、あまり気にせずに働いていました。

ですが、いよいよ目が出たところで、周囲から指摘され、病院へ行きました。

数日間の入院による点滴をしました。

ただ、当時は忙しかったので、そのまま病院へ行かずに勝手に治療を終了してしまいました。

また、私の住んでいた地域に甲状腺の専門医がいないことも、治療が中途半端に終わった要因の一つに思います。

ちなみに今調べてみると、男性でのバセドウ病は、数千人に一人程度のようです。

2009年ごろバセドウ病再発 甲状腺眼症(目が飛び出る)

そして数年後の2009年に再発します。

正確には、再発と言うか、自然に鎮静化していたものが、活性化してきたのだと思います。

ここでの勤務地のそばに専門医があったので、行きました。

ただ、やはり明確な医療処置が行われることなく、自然と行かなくなってしまいました。

個人的な意見ですが、男性のバセドウ病患者は珍しく、あまり真剣に対応されない、という気がします。

2018年ごろバセドウ病再発 甲状腺眼症(目が飛び出る)異常に疲れやすい

そして、2018年ごろに再再発します。

このころは、非常に疲れやすい状態でした。

少し歩くだけで、疲労困憊、という感じです。

目も飛び出てくるので、眼科で目に注射を三回ほど行いましたが、成果は見られませんでした。

そして新たに甲状腺の専門医にかかります。

やはり、男性のバセドウ病患者が少ないからか「ま、違うと思うけど」という雰囲気で診察が進みます。

最終的に血液検査で先生曰く、「すみません、やっぱりバセドウ病でした」というところに落ち着きました。医者に真剣に取り合ってもらえないところがしんどいです。

その後、抗甲状腺薬を処方されますが、アレルギー反応を示し、服用中止。

そこから、医師の指導のもと、ヨウ化カリウム丸を3年間ほど、飲み続けます。

ヨウ化カリウムはエスケープ現象(効かなくなる)が起こるので短期的に使わないと、まずいかも

ただ、3年経過したところで、次のような症状がみられました。

  • 甲状腺眼症はぴったりと止まらない(毎日目が痛い)
  • 脈拍が速くなる
  • 数値がいつまでも高い→徐々に高まる(ヨウ化カリウムが効かなくなってきた)
  • 疲れやすい

一言で言うと、治っていない。

難治性のバセドウ病のようでした。

引越し先の新しい主治医のもと、お薬を変えますが、やはりアレルギー反応が出ます。

一時的にヨウ化カリウムに戻りますが、徐々に効かなくなるのは、想像できました。

手術の提案→手術

バセドウ病の書籍を図書館で借りまくって、読み漁ります。

このままでは、次のようなことが予想されます。

  • ヨウ化カリウムが効かなくなって、甲状腺が肥大する
  • バセドウ病が悪化する
  • 効く薬がもうない
  • 日常生活が困難になった挙句に、病院に搬送される
  • 甲状腺クリーゼのリスクが大きいまま、手術に踏み切る(死亡の確率が高まる)

これはまずい事態です。

引越し先の新しい意思の提案の元、手術を選択します。

ヨウ化カリウムとプレドニンで甲状腺の炎症を抑えつつ、準備をします。

ただ、手術直前から、ついにヨウ化カリウムがほぼ聞かない状態になり、数値が上昇を始めます。

……ギリギリセーフ、という形で、手術に臨みました。

手術は成功 ヨウ化カリウムを一年続けても、成果がなければ、手術に踏み切るべきだった

結果として、手術は成功し、普通の生活に戻りました。

ありがたいです。

ただ、多くの専門書籍には、ヨウ化カリウムは数日間程度の短期的に用いるもの、という記載が目立ちます。

三年間も使用すると、効かなくなってしまう人が多いのですね。

そして私は、他の抗甲状腺薬もアレルギー反応を示すため、使えません。

この条件がそろっていたので、「いま思えば」なのですが、

  • ヨウ化カリウムを一年試しても数値が下がらない
  • 甲状腺眼症がある
  • 他の薬は使えない 効かない
  • 既往歴がすでに二十年近くになるので、難治性だと判断できる
  • 数値が悪化すると、甲状腺クリーゼに陥り、死の危険性が高まる致死率10%~20%

上記の条件の場合は、一年後などに甲状腺全摘手術を行う方が、結果としてより安全だったと思います。

仮に筆者と同じような条件の方がおられたら、主治医や、新しい主治医と真剣に相談してみることも良いことかもしれません。

お金も大事だけれど、やっぱり健康も超大切!

筆者は甲状腺の影響などで、割と頻繁に「けっこう大変な状況」になります。

その時に思うのは、お金も大事だけれど、健康も超大切だよね、ということです。

今後も、お金の勉強だけでなく、健康の勉強も続けていきたいと思います。

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