こんにちは。金融機関から販売マージンなどを受け取っていない中立的なアドバイザーとして講演執筆活動をする佐々木裕平です。
今年で46歳になりますが、時折健康寿命について考えが及びます。
いまはまだ体が動きます。
でも、60代、70代になるとどうでしょう。
80では・・・?
その時の自分をリアルに想像してみると、少し怖い気もします。
仕事柄、お金を増やすお話をよくします。
でも、お金が一番大きくなるのは、おそらくほとんどの人にとっては、60代の退職する時期ではないかと思います。
企業型確定拠出年金や個人型のiDeCoを受け取れる年齢になります。
また、退職金が出る企業もあるでしょう。
それから親が無くなって、人によっては相続を受ける、ということもあると思います。
平均寿命は?
・男性81歳くらい
・女性87歳くらい
です。
65歳で退職すると、男性は16年間、女性は23年間あるのですね。
もちろんこれは2人に一人の計算ですので、実際は4人に一人は退職してから25年や35年、という長い年月があります。
とはいえこれは現在の高齢者の方のお話です。
現在の現役世代はさらに平均寿命が延びると推測されますので、4人に一人は35年や45年間という長い老後が待っている可能性があります。
人によっては現役時代よりも長い老後が始まるのですね。
でも、その時に気になるのが、大きくなった資産はいいとして、健康でいられる残りの時間です。
せっかく若い時にお金を大きくできても、現役時代には多くの人は使えません。
そもそも企業型確定拠出年金やiDeCoは老後まで引き出せませんし。
それなのに、退職してからすぐに体調を崩したり、思い切り遊べないようではお金がもったいない、ことになりかねません。
人によっては「ああ、こんなことなら、もっと若いうちに退職して、お金を使っておくべきだったなあ」と後悔するかもしれません。
そうならないためにはどうしたらいいのか、を最近考えてしまいます。
結論を言うと、運動を毎日すること、というありきたりなものになってしまいますが。
頭に物を載せて立つ・歩くとバランス能力が上がる
個人的に最近、気に入っているのが頭に物を載せたまま立つ、歩く、仕事をする、というものです。
頭に物を載せて十秒ほどバランスをとっていると、身体のバランス調整機能が働いて、身体全体をいい感じにしてくれます。
あとはそのままスタンディングパソコンをしてもいいですし、ぼーっと立ったままテレビを見てもいいですし、歩き回りながら家事をしてもいいわけですね。
これで全身のバランス機能が向上します。
数日すると、頭に物を載せていなくても、載せているときの状態が再現できるようになると思います。
これを繰り返していると、老後に転倒防止や立つ・座る、という基本的な動作がうまくいくのではないかと思います。