賢い投資家向け:株式投資でハズレを引かない方法(と同時に大当たりも引かない方法)【佐々木裕平の投資アドバイス】

man wearing black formal suit jacket

こんにちは。金融機関から販売マージンなどを受け取っていない中立的なアドバイザーとして講演執筆活動をする佐々木裕平です。

2024年から始まった新しいNISAでは、個別株投資ができます。

なんと! 年間240万円までできます!(投資信託と合わせると年間360万円まで可能)

でも、大外れの個別株式を選んでしまって、大損するのはイヤですよね。

どうしたらいいでしょうか。

答えは簡単。

分散します。投資対象を。

「どの1社にしようかな?」

と考えると、大損する可能性があります。

経済学では、ポーフォリオ効果という理論があります。

分散すればするほど、リスクが下がる、というものです。

これを使います。

「世界数十か国の株式、4,000社くらいに分散しておこう」

と考えるのがスマートな投資家、だと思います。

反面、人生を短期間でガラッと変えるくらいの効果は見込めません。

つまり、一年間で10倍とか、3年間で20倍とかにはならないのですね。

また、一気に上がる場合、焦って速く売ってしまいがちですので(利得は少しでも個人の効用が上がるため)、

たとえその大化け株を買っても売り時が大変難しい問題となりそうです。

ですが、「世界数十か国の株式、4,000社くらいに分散しておこう」とした場合、

十数年で2倍。二十数年で4倍、四十数年で16倍くらいになっている可能性があります。

個人的には、後者の方が、『失敗できない人生のお金』としては、適切なお金の置き場所ではないか、と思います。

 

 

Visited 7 times, 1 visit(s) today

関連記事

  1. 貯金の仕方 3人家族

    【低収入時代】貯金の仕方 3人家族で2千万円貯めよう

  2. 損する投資家のクセはこれ!保守性からの極端性・行動経済学・お…

  3. 投資信託超入門2025年版佐々木裕平金融教育研究所

    投資信託超入門2025年版好評発売中!【佐々木裕平の投資アド…

  4. white android tablet turned on displaying a graph

    全世界株式の株価が上がっているのに、全世界株式インデックス型…

  5. balance round board placed on mat in gym

    Amazonbasicのバランスボードでスタンディングパソコ…

  6. 60代・老後に確実にお金持ちになる1つの方法(女性も男性も)…

よく読まれている記事

ポートフォリオのつくり方
おまけ:誰ツヨDojoyの菊野克紀先生と
新NISAどの投資信託がおススメ?経済学上は【全世界株式インデックス型投資信託】【投資信託の銘柄選び方】
つみたて投資の終わり方
ファンドラップが不要な理由
学資保険とNISAどっちがいい?
期待リターンが面白い!
最近の記事 ランダム記事
  1. close up photo of monitor
  2. beige wooden bar stool
  3. low angle photography of man jumping
  4. a drawing of a man carrying a large sack
  5. woman wearing karatejee
  6. woman wearing karatejee
  7. woman sitting in front of black table writing on white book near window
  8. two men playing chess
  9. group of children pulling brown rope
  1. black and gray calculator on white printer paper
  2. woman holding heart cut out
  3. 貯金の仕方 低収入の主婦でも貯まる 佐々木裕平 お金の学校
アーカイブ
最近の投稿
PAGE TOP