資産運用のお話をしたり、書いたりすることをお仕事にしています。
そうすると、当然、二通りの人に出会います。
「資産運用、大好きです!」という層と。
「投資は危ないから、絶対にしません!」という層です。
前者の方は、合理的に分散投資できて、コツコツ積み立て、ないしは一括投資を長期間できれば、それ相応のお金に恵まれた人生を送ることができると想像できます。
経済学では、そうなると思われます。
一方、後者は、これからの数十年、厳しいかもしれません。
投資をしないでもお金に困らずに生きられたのは、数十年前のお話だからです。
少子高齢化に伴い、老齢年金の財源が減っていきます。
政府は暗に、この不足分をiDeCoとNISAで賄ってね、といっている気がします。
会社の退職金も、投資で増やす企業型確定拠出年金です。
そのため、投資をしない層は、今後、生活が苦しくなる可能性があります。
それが社会問題化する数十年後、政府はようやくiDeCoとNISAを合体し、半強制的に国民に資産運用を促すかもしれません。
でも、それでは遅いのです。
制度の整っていない、今だからこそ、先に投資をするべきだと思います。