筆者はかつて、会社員でした。
会社員時代は忙しかったです。
一日に20時間働いたり、45日間休日なしで働いたりしました。
それなのに、会社員時代を通して、一度も残業代をもらった記憶がないような気がします(笑)。
基本給はきちんといただいていました。
生活も安定しますね。
・・・・・・ただ、それっていいのでしょうか。
もちろん、いい、面もあります。
生活が安定するし、毎月お給料ももらえます。
でも、健康に悪影響が大きいです。
自分の時間、というものが極端に減ります。
個人の幸福度を測る物差しは多数あります。
自分の自由時間が多ければ多いほど、幸福度を感じる人もいます。
退職して気が付きましたが、筆者がそれでした(笑)。
退職し、起業し、自分の好きなことを仕事にしています。
その反面、収入は大変に不安定になりました。
ですが、仕事も含めて、自分が自由にできる時間が大変に増えました。
この状態が私にとっては、主観的な幸福度を高める生き方なのだと思います。
もちろん、主観的な幸福度は人によって異なるので、様々な意見があって良いと思います。
また、このような生活をしていて、最近ふと気が付きました。
低収入でも、自由な時間がある人、というものは、見方を変えると、時間をお金で買った状態と同じかもしれない、と。
例えば可処分所得の年収が600万円で忙しい人がいるとします。
時間を売っている人がいるとして(いませんが)、300万円である程度自由な時間を買ったとします。
残りは300万円です。
こうなると、その人は、実質的な年間の可処分所得が300万円でゆったりとした人となります。
つまり、低収入でも自由な時間がある人、というのは、時間でお金を買った人と同じ状態なのかもしれません。
そう考えると、意外と低収入で自由な時間がある人は、割とリッチなのかもしれません。