資産運用・投資の最適解とは何ですか?
と聞かれたら、こう答えると思います。
全世界株式インデックス型投資信託で、世界の株式に分散投資する。
余裕資金の範囲内で一括投資・積み立て投資をする。
お金が必要になるまでほったらかしにする。
以上です。
大変シンプルです。
経済学上も、計算上も、これが最適だと思われます。
・・・ただ、問題、というかジレンマもあります。
それは『日常でお金がばんばん使えない問題』です。
上記はあくまでも、『長生き』することを前提とした条件なのです。
100歳や120歳まで長生きする。
老齢年金だけでは生活できない。
それが前提です。
仮に20歳の人がいて、71歳(男性平均年齢)で亡くなる(かつ独身)場合、あまりお金は増やさなくても良いことになります。
数十年間の積み立て投資期間とその金額を、日常の生活に回します。
割と潤いのある日々になると思います。正社員などの場合ですが。
もちろん、72歳以降は苦しい生活になると思いますが。
つみたて投資・ほったらかし投資は確かに素晴らしいです。
私も講演ではこの点をいつもお伝えします。
ただ、ある一定以上、資産が増えた・増える目途がついたら?
そこからは『人生をより豊かにするためにお金を使っていく』方向に早めに舵を切った方が良いのかもしれません。
・・・などと昨年、バセドウ病が悪化して倒れているときに感じました。
この点が資産運用のジレンマですね(笑)。