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日本の人口は今後どうなるの?
本日は、日本の人口について見てみましょう。
人口問題は、投資や資産運用とは直接的には
関係がないように思えますが、いろいろな面で影響があると思われます。
団塊の世代について
団塊の世代とは、1947年~1949年に生まれた
人口比率の高い世代を指しています。
2018年現在では、およそ69歳~71歳を指しています。
2025年問題とは何か?
西暦2025年には団塊の世代が75歳以上の後期高齢者になる年です。
2025年には総人口の約18%が75歳以上になる計算です。
これは、日本が「超」のつく高齢化社会を迎えたことを意味します。
日本の総人口は増えている?減っている?
その一方で日本の人口は減少を迎えています。
人口推移を見てみましょう。
- 1990年(実績)1億2361万人
- 2016年(実績)1億2693万人
ここ26年ほどでは、ほぼ横ばいの人口推移です。
- 2025年(推定)1億2254万人
- 2065年(推定)8808万人
2025年問題を迎えても、人口はすぐには減らないものの
それからは徐々に人口が減っていくことが予想されます。
社会保障費が増える?
上の人口推移をピラミッド状に積み上げると、
従来の土台の広い(若い人が多い)ピラミッド型ではなく、
頭でっかちの(高齢者が多い)ピラミッド型になります。
つまり、少子高齢化ですね。
こうなりますと、年金や、医療費など、
各種社会保障費が多くかかることが予想されます。
つまり、今とはお金の常識がまた変化していく、ということですね。
資産運用を考える上では、それらも頭のどこかに入れておく必要があるかもしれません。
まとめ 資産運用は長期で考える
47年先の2065年と言われてもピンと来ないのが実感です。
ですが、現代では人生100年時代ともいわれます。
100歳まで生存するのであれば、
2065年の時の100歳は
現在の53歳です。
もし、53歳よりも若い人の場合なら、大いに未来を長期で想像したうえで
資産運用を考えてみるのが良いかもしれません。