期待リターンとは?
簡単に言うと、一年後に、最も発生確率の高い投資の儲かり具合です。
全世界株式インデックス型投資信託の場合、長期的に見て、年率で4~7%+長期金利だというのが、経済学上、多い見解だと思います。
もちろん、これは年率で4~7%+長期金利儲かる、ということではありません。
増えたり減ったりする年はあるけれど、あくまでも、今後一年間でもっとも多く着陸するのが年率で4~7%+長期金利ということです。
ときおり、期待リターンが7%以上の高いシミュレーションを見ます。
もちろん、過去の平均リターンでは、年率で10%を超える期間もあります。
ただ、それはあくまでもその期間がそうであった、というだけでしかありません。
それだけで未来を決められないのですね。
不透明な資産運用で語ることができるのは、年率で4~7%+長期金利という期待リターンだけなのかもしれません。
ちなみに、筆者はシミュレーション一例ではしばしば5%+長期金利という数字を挙げます。
高すぎず、低すぎず、計算しやすく、控えめで、でも希望の持てる良い数字だと、自分では思います(笑)。