株価の上昇はイナズマの瞬き?:一言ブログ:2022/08/16

世界的にインフレ圧力や利上げの圧力などの影響により、株価の上昇が鈍っています。

このような時に思うのが、「いま売っといて、資金を確保しておき、上昇を始めたら、再び買えばいいだろう」という内容です。

ところが、資産運用では経験則として「通用しない」というのが一般的な答えです。

なぜか?

それは、次のような理由が挙げられます。

  • このような停滞後の上昇は大変に素早いものであること
  • 上昇は短期間に一気に終わること
  • 上昇が始まった段階で「これが急激な上昇で、その後すぐに停滞する」というのが明確にわからないこと
  • いつがその上昇なのか、誰にもわからないこと(終わった後に見ると、誰にでもわかる)

そのため、専門家であっても、「いま売っといて、資金を確保しておき、上昇を始めたら、再び買えばいいだろう」ということは狙ってもできるものではないと思います。

やはり、いつでも資金を市場にほったらかしにしておくことが、多くの場合においては正解になるものだろうと思います。

Visited 7 times, 1 visit(s) today

関連記事

  1. パチンコは博打、では投資は?:一言ブログ:2022/07/1…

  2. 確率論と長期分散投資の関係:一言ブログ:2022/6/27

  3. ワセリンでバーバーヘアスタイルのセットは一応可能:一言ブログ…

  4. お金が増えても認知症になったらどうしよう?認知症対策を若いう…

  5. 今後の全世界株式インデックス型投資信託の価格の予言?【きっと…

  6. 雑記。効用について

よく読まれている記事

ポートフォリオのつくり方
NISAやiDeCoにお金を回すより、住宅ローンや奨学金を先に返した方が良い?悪い?
おまけ:誰ツヨDojoyの菊野克紀先生と
新NISAどの投資信託がおススメ?経済学上は【全世界株式インデックス型投資信託】【投資信託の銘柄選び方】
つみたて投資の終わり方
ファンドラップが不要な理由
学資保険とNISAどっちがいい?
期待リターンが面白い!
最近の記事 ランダム記事
  1. boy wearing gray vest and pink dress shirt holding book
  2. brown and white eggs
  3. brown and white concrete house
  4. a close up of a human brain on a black background
  5. 金融教育研究所・佐々木裕平・金融リテラシー・金融経済教育・講演・セミナー・原稿依頼
  6. 金融教育研究所・佐々木裕平・金融リテラシー・金融経済教育・講演・セミナー・原稿依頼
  7. buildings with glass windows
  8. red apple fruit
  9. 佐々木裕平 金融教育研究所 講演の様子
  10. close up photo of monitor
  1. 家族とお金
  2. woman with arms outstretched against blue sky
  3. 佐々木裕平
  4. 投資とギャンブルの違い
  5. 投資信託のコストと実質的な利回り
アーカイブ
最近の投稿
PAGE TOP