こんにちは。
金融教育研究所の佐々木裕平です。
2020年2月29日は、初心者向けのマネーセミナー「なるほど! お金と投資公開講座」を開催予定でした。
しかし、コロナウィルスの影響を考慮し、急遽中止とさせていただきました。
いやー、正直今回のコロナショックには参りました。
ウイルス相手では、金融教育の推進もままなりません。
一日でも早い、コロナウィルスの収束を切に願います。
私は金融教育に一生を捧げている(つもり)ですので、今回のように、金融教育をする機会を逸すると非常に残念です。
さて、現実の金融の世界では、大きな金融危機が到来しようとしています。
もしかすると、2020年3月は、2008年の世界金融危機以来の、大規模な世界同時金融危機になるかもしれません。
投資初心者、もしくはまだ投資を初めていない人は、絶好の勉強の機会です。
新聞や各種報道を見ていると、世界の株価がどのように動き、人々がどのように反応するかを、リアルタイムで観察することができるでしょう。
そして、まだ投資を始めていない人は「なんであんな変なことするんだろう。自分なら絶対にしないぞ」という、投資家の(はたから見ると謎の)行動を反面教師として学ぶこともできるでしょう。
すでに投資を始めている初心者の人は、前者とは異なり「とにかく急いで、正解の対処を選択しよう」と思うはずですが、それは前者から見ると、「変なこと」であることが一般的かと思います。
その結果、損をするでしょう。
昔の私がそうでしたから、お気持ちが良く分かります(笑)。
そして、金融・経済・資産形成に明るい人はおそらく内心、「金融危機? 慌てない、慌てない。ゆっくり拝見しましょうか」と思っているのかもしれません。
これは、未経験者→初心者→大きな金融危機→学習した金融リテラシーのある投資家という一連の経験、学習を踏まえれば、誰でも至る考え方かもしれません。
それではまた。