こんにちは。
金融教育研究所の佐々木裕平です。
今日はニーサについてわかりやすく解説&ニーサの失敗談について見てみたいと思います。
ちなみに今回は初心者の方向けに、極力専門用語を使わないで書いてみたいと思います。
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ニーサをわかりやすく言うと、税金がゼロになるお得な窓口
ニーサというのは、窓口(口座)の名前です。
口座ってなんでしょうか?
銀行に預貯金の口座ってありますよね?
あんな感じで、証券会社とかにニーサの口座があるんです。
そこであなた専用のニーサの口座を開けます。
ニーサのメリット
「ニーサって何か良いことあるの?」
あります。
それは運用益が非課税になること。
っていうとわかりにくいので、儲けにかかる税金がゼロになるんです。
「儲かったら税金かかるの?」
はい、かかります。
例えば一万円儲かったら、およそ2,000円税金で消えます。8000円が自分のポケットに残るわけですね。
「そりゃイヤだ」
そうです。でもニーサなら、一万円がまるまる自分のポケットに残ります。
ニーサの種類
「ニーサって種類あるの?」
あります。
- 一般ニーサ→2024年だったかな? 新NISAにマイナーチェンジします。(ちょっと変わる)
- つみたてニーサ 2018年からの新人(金融庁おすすめ商品だけだから、初心者の人でも大失敗しにくい!)
- こどもニーサ もうすぐ終了します。涙。
一般ニーサとつみたてニーサはどっちかしか選べません。
おすすめのニーサは「つみたてニーサ」
こどもニーサは使いにくいので今回は除外します。
「ニーサとつみたてニーサ、どっちがいいの?」
個人的にはつみたてニーサですね。
「なんでつみたてニーサがおすすめなの?」
つみたてニーサは最新の投資理論がこっそりモリモリの制度だからです。
- 金融のプロが選んだおすすめ商品しかない!!!
- 毎月少額で楽々資産形成ができる。年間40万円まで買える!
- 税金がかからない期間が、なんと買ってから20年間も続く!(一般ニーサは税金がゼロの期間が五年間しかないし、金融のプロが厳選した商品以外も買えちゃうから、失敗しがち)
ニーサのデメリット
「ニーサにデメリットってないの?」
しいて言えばこんな感じです。
- 税金がかからない期間が5年とか20年とか、有限
- 一般ニーサは、いわゆるハズレも買えちゃう(しかも将来にならないとハズレかどうかは分からないことが多い・プロにも分からないものがある)
- 年間40万円とか120万円とかのお金までしか一度に投資できない
「上記で困る人はどうすりゃいいの?」
イデコっていう厚生労働省の作った税金がかからない口座と併用するといいです。(個人的には①iDeCo②つみたてニーサ③普通の証券口座の順で使うのがおすすめです)
「それでもお金が余る大金持ちは?」
税金がかかる普通の証券口座でどうぞ。
※NISA系とイデコは両方やるのがこれからの資産形成のキホンになると思います。もちろんプラス「積み立て貯金」というのが大事です!!
ニーサの失敗談を教えて
「ニーサでの失敗談はある?」
あります。
思わず目先の利益につられて売っちゃうことです。
「なんで失敗? 儲かったんじゃないの?」
いえいえ、仮にほったらかしにしておけば、いまはもっと儲かっています。
人には「小さく勝って、大きく負ける」というクセがあります。
本能のままでは、およそ多くの人は(長期間で見ると)最初から負けるように、脳みそができています。
大切なのは理論を知り、本能を知識で制御し、長期分散積立・または一括、そして長期保有することです。
ニーサ系は途中で売却できたり、税金がかからない期間が有限だったりして、逆にニンゲンの認知的なエラーを誘ってしまいやすいのです。
それではまた。