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確定拠出年金でいくら税金がお得になるのかすぐわかる!
こんにちは。
広島のファイナンシャルプランナー佐々木裕平です。
先日、確定拠出年金を始めたら、いくらお得になるのか?
が簡単に分かるサイトを見つけましたのでご紹介します。
とても簡単ですので、興味のある方はチェックしてみてください。
ステップ1 職業を入力!
こちらから、日本インベスターソリュ―ション&・テクノロジー株式会社さんの
計算ページへジャンプできます。
すると、こんな画面が出ますので
入力します。
すると
あなたの「掛け金の毎月の限度額」が分かります。
そうなんです。
掛け金の限度額は人によって異なるのです。
ステップ2 年齢や収入などを入力
次はこんな画面が出ますので
こちらも入力します。
項目は4つ
- 年齢
- 年収
- 毎月いくらかけたいか?
- 運用利回りは目標いくら?
これは、何のためかと言いますと、主に所得を調べるためですね。
日本は累進課税・・・です。
つまり、
- 所得が多い人からは税率を多くかけて、税金をいっぱいもらうよ!
- 所得が少ない人は税率を下げて、税金の負担が少ないよ!
という制度なのです。
これが累進課税です。
・・・ということは?
所得が少なくなれば、税金が減る=お得になりますね。
そこで確定拠出年金の出番です。
確定拠出年金は、掛け金が全額所得控除
(所得から掛け金を引いた金額に税率をかけるイメージです。)
ですから、限度額までかけたり、所得が多い人ほど節税効果が大きくなります。
※見方を変えれば、税金を納めないで良い分、収入が増えたと考えることも、まあ、できなくはないですね。
ステップ3 これでおしまい! 結果発表♪
さあ、いよいよ結果発表です。
人によっては、税金が何百万円もお得になる人もいるでしょう。
確定拠出年金には、定期預金のように使える商品もありますので、
お得になった税金分を利回りと考えることも・・・できなくもないです。
そう考えると、この超低金利の時代には、非常に価値のある制度と言えるでしょう。
他にも、
「うまく投資信託で運用できたらこのくらい増えるかもよ♪」
という数字も発表されます。
まあ、ここは景気と運用商品の選定&上手なスイッチング次第ですので
あくまでも机上の空論程度にとらえれば良いでしょう。
※悪い場合は、運用成績がマイナスになり、元本が減ることもあり得ますね。
確定拠出年金のデメリット
デメリットはズバリ、60歳などのリタイア年齢にならないと原則受け取れないこと、です。
まあ、老後資金ですから、そうでないと困る面もありますが。
そして、これは良し悪しですが、受け取れる金額が確定していないことです。
確定しているのは、毎月の掛け金(拠出額)ですね。
確定拠出年金のメリット
そうは言っても、メリットも多いのです。
まず先ほどから出ているように、税金が安くなる効果が期待できます。
他にも、投資として運用した場合は、売却益や分配金が非課税です。
しかも自動積立方式。
おまけに(知識があれば)上手に世界へ分散投資できます。
確定拠出年金だからこそ、インデックス投資ができる
それは、成長をし続ける世界全体への投資を実現できるということ。
そのために、確定拠出年金のラインナップの中には、インデックスタイプの投資信託が多いのです。
つまり、当研究所でお勧めしている、インデックス投資そのものができるのです。
今はまだ「インデックス投資? なにそれ?」
という声が多いですが、インデックス投資こそが、代表的な「合理的投資」なのです。
それは、確定拠出年金のラインナップを見ても、
来年から始まる、積立ニーサのラインナップを見ても、
企業年金連合会の運用方法を見ても、
「インデックス投資がイイよ」と言っていることが分かります。
まとめ
- 自分の非課税額がいくらかは、すぐに確認できる
- 60歳以降までは原則引き出せないので、老後資金と考える
- なんだかんだで、お得な制度なので利用する価値は「大」