【株式投資の勉強】1日と月末を避けるのが勝利の方程式?

資産運用

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毎月1日に買うと、高値掴みになりやすい?

金育研究所は、金融リテラシーの普及・啓もうを行っています。

本記事は、個別の株式の投資を推奨するものではありません。

お金の知識教育(金育)の一環として記すものです。

投資の基本は、

  • 安く買うこと

です。

これは、高く買うと、損をしやすいからですね

初心者向けの資産運用の種類を比較

毎月1日は、株価が高い?

日本経済新聞の報道によりますと、

毎月1日が株価が高い

傾向にあるようです。

これは、なぜなのでしょうか?

実際に、2016年7月から、

2017年2月までは、

継続して月初の株高が発生しました。

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なぜ毎月1日は株価が高いのか?

株価は、

欲しい人が増えれば、価格が上がる

というシンプルなものです。

すなわち、毎月1日に、

欲しい人が多いから株価が上がる

わけですね。

広島市のファイナンシャルプランナー

なぜ1日はほしい人が多いのか?

最近の調査では、どうも、

毎月積み立て(ドルコスト平均法) で

投資信託を買っている人の多くが、

1日(月初)に買付日を設定

していることが多いことがわかってきました。

日経新聞の報道を参照しますと、

松井証券によると、

同社のつみたて口座の買付日の設定は

「1日(月初の営業日)」が最多だった。

「1日」に設定する顧客数を100として

他の買付日を指数化すると、

2位の「月末」は75、

3位の「10日」は62で、

1日が突出して高いことが分かる。

となっています。

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お給料日が多い?

ちなみに4位以降は

  • 4位 25日
  • 5位 15日
  • 6位 20日
  • 7位 5日
  • 8位 27日
  • 9位 26日
  • 10位 28日

となっています。

お給料日や、家計簿をつける日に

多いことが分かります。

(会社によって、お給料日は異なりますが、一般的に上記日程が多いですね)

月末や月初にすることで、

その月の増減を家計簿に記入しやすいのかもしれませんね。

資産運用

毎月1日に買付日を設定していると損をしやすい?

上記のサブタイトルのようなことは、

短期的に見ると、あるかもしれませんが、

長期分散投資をしていると

あまり差はないかもしれません。

そして、毎月何日が株価が高いか・低いか

などということは、

誰にもわかりません

毎月変わります。

資産運用

ゴウセイノゴビュウにご注意?

ただ、みんなが

「毎月1日が高いんだな」

と思うようになりますと、

「じゃあ、それ以外の日にしよう」

と思いますよね。

当然ですが、多くの人が同じことを思いますね。

こうなると、今度は、他の日が高くなります。

このように一人ひとりが

「自分のために」

を考えて行動をしても、

それがたくさん合わさると、

また変わった結果を生み出すことがあります。

これは、合成の誤謬(ゴウセイノゴビュウ)と

呼ばれます。

ちょっと面白い現象ですね。

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合理的な金融リテラシーの普及・啓もうを行っています。

お金と投資の知識教育(金育)は、およそすべての人にとって

必要なものですが、

残念ながら、現在の義務教育のカリキュラムには入っていません。

多くの方が、勘違いをして、損な行動をしているのが現状です。

合理的な金融リテラシーが普及すれば、

結果として、社会が少し明るくなるのではないか? と考え、

行動しています。

小さな所ですが

これからもコツコツと

金融リテラシーの普及・啓もうに努めてまいります。

どうぞよろしくお願いいたします。

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