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ビットコイン投資って興味はあるけど、怖い!
ビットコインをはじめとして、
巷で急騰している投資対象って結構あります。
しかも、その時々で様々なブームがあり
急騰した後は、急落するのが一般的です。
バブルっぽく見えなくもないです。
そのため「興味はあるけど怖い(´・ω・`)」
というのが正直な感想です。
今回は、そんな怖い急騰商品に
もしも投資するなら、1%投資法ならどうかな? というお話です。
ちなみに金育研究所としては、推奨できません。
1%投資法はあくまでも、ハイリスクすぎる(値上がりしすぎている)
投資対象で大損をしないための苦肉の策です。
金育研究所では、老後のための資産形成として投資をとらえています。
確定拠出年金や積立型投資信託、証券取引所で買えるETF(上場投資信託)
などを使った、合理的で真の国際分散投資をお伝えしています。
1%投資法の中身
まず図をご覧ください。
円グラフがあなたの余裕資金だとします。
このうち、99%は通常の投資で運用します。
残りの1%をビットコインや、アンティークコインなどの
急騰している商品に回します。
他にも投機商品に回したり、監理整理銘柄に指定されている株式などに回すこともあるかもしれません。
1%投資法のメリット
この投資方法のメリットは、やはり何と言っても
損失額を限定できることです。
仮に価値がゼロになっても、1%投資法なら、
損失は全資産の1%以内に収められます。
その反面、急騰して2倍になれば、万々歳! というところです。
機関投資家もビットコインを買っている?
新聞報道によると、機関投資家の一部もビットコインを購入しているようです。
で、その買い方が1%投資法らしいのです。
(2017年8月22日参照)
このように、どちらかというと1%投資法は大きな金額を運用している人・機関に
向いていると思います。
1%投資法じゃ上手く行っても満足できない?
そうです、じつはこの1%投資法は人によってはむかないことがあります。
たとえば、余裕資金が500万円のAさんがいるとします。
Aさんは前から急騰している投資商品Xに興味がありました。
そこで1%投資法で行います。
つまり、投資額は5万円です。
こうすることで、損失は最大でも5万円に収められるからです。
結果として、仮に投資商品Xは3倍の15万円に値上がりしたとします。
利益は10万円です(税金は考慮しない)。
すると、Aさんはこう思います。
「なんだ、上手く行くじゃないか」
・・・・・・・
「こんなことなら、余裕資金の500万円すべてを投資すれば良かったな」
・・・・・・・
「まだ間に合う、はず。よし、全額の500万円を金融商品Xに投資だ!」
・・・・・・・
さあ、果たしてAさんの運命やいかに!
結果は分かりません。
上手く行って3倍の1500万円以上になるかもしれませんし
一気に値が戻って、166万円以下になるかもしれません。
1%投資法は個人には向かない?
このように、損失を限定的にするべく始めた1%投資法が
呼び水になって、投機的な投資になってしまっては困ります。
1%投資法をするなら、強固な意志を持って、
1%の範囲内に収めることが重要ではないでしょうか。
また、やはり投資というものは、長期&分散をキーワードとして
行う方が合理的だと、私は考えます。
まとめ
- 急騰している商品には1%投資法という手もある
- 必ず1%の範囲で納めましょう(自分のルールを守りましょう)