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ぎっくり腰の治し方 応急処置には何が効く?
こんにちは。
金融教育研究所の佐々木です。
今回のブログは「ぎっくり腰」についてです。
急性期(発症直後から数日)において
- 応急処置
- 効いたモノ
- 効かなかったモノ
- ストレッチ
- 病院に行くべきかどうか
などについて記します。
私事で恐縮ですが、先日、「ぎっくり腰」になりました。
投資でも健康でも大切なのは「継続性・サスティナビリティ」です。
個人の場合は、積み立て投資ですね。
ただ、腰の場合は、デスクワークや運動不足などの負荷が積み立てられるようです。
反省と、今後の再発防止と、次回再発した場合の備忘録として、いろいろと記しておきたいと思います。
また、同じぎっくり腰で困っている方の一助になれば幸いです。
ぎっくり腰とは?
※本記事は医療の専門知識がない者が記しています。なにかあっても責任は負えません。
あくまでも自己責任でお読みください。後述しますが、病院へ行きましょう。
筆者の主治医が申すには「筋肉痛の一種」だそうです。
もちろん、神経が骨に挟まって起こる類のものもあるようですが、筆者の場合は「筋肉痛の一種」でした。
発症時は、普通に生活をしていただけなのですが、急に腰に激痛が走り、そのまま倒れました。
ぎっくり腰の応急処置とは?
ぎっくり腰になった場合の応急処置としては、
- 急性期はジッとしておく
のが正解だと感じました。
急性期とは、まさに、発症直後から数日程度だと思います。
ただ、初めてのぎっくり腰でしたので、筆者は以下のような間違った応急処置をしてしまいました。
- ネットで腰痛体操を見て、実行する
- ハイハイで室内を歩き回る
- ストレッチや軽い運動をする
上記は、あくまでも急性期を過ぎた場合に行うべきことです。急性期に行うと、激痛が、さらなる激痛へと昇華?してしまうだけなのでしない方が賢明です。
また、マッサージもぐいぐいやるのは急性期は逆効果です。
その瞬間 | その後 | |
ジッとしておく | 痛い | 痛いのは変わらない |
ネットで腰痛体操を見て、実行する | なんとなく、効いたものもあった気がする | めちゃめちゃ痛くなる |
ハイハイで室内を歩き回る | 痛みが和らぐ | めちゃめちゃ痛くなる |
ストレッチや軽い運動をする | 痛い | めちゃめちゃ痛くなる |
正しいぎっくり腰の応急処置とは?シムス位とは?
急性期(発症直後)には、何をしても身動きできない激痛しかありません。
結論としては、耐えるしかありません。
ただ、その際には筆者の場合、痛みの場所が背中側だったこともあり、シムス位と呼ばれる体位が大変有効でした。
とはいえ、これには発症から数日たってから気が付きましたが。
ちなみにシムス位とは、うつぶせ寝に近い体位です。
背中側が上にきて、幹部を圧迫しない・圧力がかからないので、横向きになるよりもはるかに腰への負担が軽くなりました。まあ、部位によると思いますが。
数日間、夜はもちろん、このポーズで過ごすと、腰がみるみる良くなっていきます。
長期的に見ても、腰痛の予防になりそうです。
下記は、筆者の場合のケースです。
幹部は右の腰(背中側) | 体位変更直後 | 体位変更数十分後 |
右向き | 幹部が圧迫されて痛い | A:めちゃくちゃ痛い |
左向き | 幹部が解放されているが痛い | Aより痛い |
上向き | 少し痛みが和らぐ | Aよりは痛くない |
シムス位(うつ伏せ) | 幹部が圧迫されないので場合によっては、痛みが激減するポイントがある | 痛みが軽減している |
ぎっくり腰になったら、病院へ行くべきかどうか
結論から言うと、病院へは行くべきです。
急性期の発症直後のピークが去ったら、すぐに行くべきだと思います。
もちろん、
- 病院が近い
- だれかが送ってくれる
という、上記の幸運のどちらかを有している場合ですが。
筆者は病院が近かったので、なんとか歩いていきました。
発症から3時間経過した時点です。
病院でレントゲンを撮った後、「とても痛い!」旨を伝えますと、痛み止めの注射を打ってくれました。
モルヒネ?なのか、神経ブロック注射?なのか筋肉弛緩剤?なのかわかりませんが、とにかく一本打ってもらいました。
十数分後には、痛みがほぼなくなっています。ウソみたいに、消えました。
ただ、これは、ちっとも治っておらず、痛みを感知しなくなっただけなので、勘違いして動き回ると、後日再発します(しました)。
その後、コルセットをもらったり、後日MRIを取ることなどの説明を受け、お薬(鎮痛・消炎剤)をもらって帰りました。全部で3千円くらいでしたでしょうか。
- ぎっくり腰になったら、できるだけ早く、タクシーなどで病院へ行きましょう。
- 病院で痛み止めを打つと、痛みだけは消える
そして、その後は、少なくとも丸一日は、痛くなくても身動きをしないようにしましょう。
また、病院でのレントゲンやMRIは受けた方が良いと感じました。
原因が神経などの圧迫によるものであった場合は、より対策が必要だと感じます。
直後 | 24時間後 | |
病院で注射を打つ | 十数分で痛みが消える | 痛み止めとの併用で、痛み出ず |
再発時 7時間ガマン | ひたすら痛いだけ、早く病院へ行きましょう。 |
ぎっくり腰の間違った応急処置(ストレッチなど)と効いたもの
個人的に急性期に効いたもの、効かなかったものをまとめます。
効果 | おすすめ度 | |
病院での痛み止め注射 | 痛みが消える ただ、一時的なモノなので、再発しないためには、安静が必要 | ☆☆☆☆☆ |
シムス位(うつぶせ寝) | 痛みが緩和・低減される 長期的に行うと、腰痛予防・再発防になる | ☆☆☆☆ |
安静 | 動き出すのは、急性期が去ってから 安静にして、炎症を抑えるのが効果的 | ☆☆☆ |
コルセット | お風呂以外は装着しなさい、とのこと 筋肉をつけた状態になるらしい | ☆☆ |
ストレッチ | 急性期は炎症が悪化するだけ | × |
ハイハイ | 急性期は炎症が悪化するだけ | × |
散歩 | 急性期は炎症が悪化するだけ | × |
今回の反省をふまえつつ、次回、再発した場合に考えられる個人的にベストなぎっくり腰の応急処置としては、
- 発症直後はシムス位でひたすら我慢
- タクシーなどで速やかに病院に移動(病院に事前に電話確認などしておくとなおよい)
- 病院で痛み止めを打ってもらう
- その後は痛みがない(感知できない)が、ひたすらシムス位で安静にする
- 安静にする(焦って動くと、かえって完治が長引く)
というところでしょうか。
皆様もぎっくり腰には十分お気を付けください。