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参照点依存症がわかれば、人生が明るくなる
こんにちは。
金融教育研究所の佐々木裕平です。
私は行動経済学が大好きです。
行動経済学とは
行動経済学とは、従来の経済学では説明がつかないこと「など」に対して、ニンゲンらしさを組み入れることで、解決を図ったりすることです。
というか、幅が広すぎて一言では言えませんが。
ちょっと一例です。
行動経済学の感応度低減性
例えば従来の経済学では、効用は単調に増えていきます。
1万円の嬉しさを1とするなら、十万円なら10倍うれしい、ということです。
ですが、現実のニンゲンはそんなに単純ではありません。
だってそれなら年収200万円の人よりも年収1000万円の人は人生が五倍楽しいことになります。
でも、そんなことないですよね。
一般的にお金は増えれば増えるほど、一円あたりから得られる嬉しさは小さくなっていくことが知られています。
ちょっとピンときませんか?
じゃあ、ビールです。
一杯目のビールと五杯目のビール、感動が違うでしょ?
杯数が増えていくと、感動が小さくなっていくんです。
こんな感じでお金からの感動も、収入が増えるほどに減っちゃうんですね。
じゃあ、どうしたら幸せになれるのか? 楽しいテーマです。
今年の行動経済学の学会はオンライン開催
私はこっそり行動経済学会に所属しています。
今年の学会はコロナウィルスの影響でオンライン開催となりそうですが、とても楽しみです。
行動経済学は人生にも効く!
行動経済学の参照点依存症・損失回避性・限界効用の逓減などの考え方は、人生にも大きく役に立ちます。
現在、行動経済学を踏まえた、ちょっとおもしろい出版に向けた企画を、こっそり進行中です。
またお知らせできることがありましたら、このブログにてご報告させていただきます。
それではまた。