65歳などの高齢期に入ると、つみたて投資から、定期的な取り崩しへと入っていくことが、これから主流になると思います。
もちろん、自分のリスク許容度内で、投資の運用は続けていく、ということも主流になると思います。
その方が、人生トータルでのお金が大きくなりますから。
さて、半年や一年に一度などの取り崩しの際に、定額と定率、どちらの取り崩し方が良いのでしょうか。
結論を先に言うと、長期的に経済・全世界株式が伸びていく、という経済学的な背景の下では、定率の方が良い、と思います。
定率で取り崩していく方が、人生トータルでのお金が大きくなりやすいのですね。
具体的には、年率で3%や5%、で増やしながら使う。
人によっては6%や8%などの年率の取り崩しで、減らしながらより大きく使う。
どれを選ぶかは投資家個人によりますが、できるだけ個人の効用が最適になるような答えが良いと思います。