毎月の生活費は多くなくても幸せには関係ない?【幸福度と経済学】 

man jumping from a rock

こんにちは。金融機関から販売マージンなどを受け取っていない中立的なアドバイザーとして講演執筆活動をする佐々木裕平です。

時折、お金と幸せの関係について考えます。

30代前半の私は、無職でうつ病でしたので、大変貧乏でした(笑)。

家賃4万円の中古物件に住んでいました。

土壁の家に住み、とても冬場は寒かったです。

朝起きると台所の水が凍っています(笑)。

風呂場には常にナメクジが大量にいました。

ヒーターをつけると、あまりに寒すぎて血流が滞っていたところに、血流が増えるので、寒冷蕁麻疹? が毎朝大量に出ていました。

懐かしいです(笑)。

そして現在、ある程度の生活の安定性が出てきました。

とはいえ、もちろん会社員時代のような安定性とは程遠い不安定さなのですが。

(正直なところ、個人的にはたとえ不安定であっても、あのような私が昔所属していた労働環境には戻りたいとも思いませんが)

では、会社員時代と無職でうつ病時代と、現在の不安定な職業の時代で、生活費と幸福度にはどのような変化があったのか、振り返ってみたいと思います。

こうなります。

  生活費 自由な時間 身体の疲労感 主観的な幸福度
20代 会社員時代

高い

(自炊をする時間がなく、外食のみ)栄養バランスと食費が高い 

極小

世間様がお休みの日にも働きます。世間様が働いている日も働きます(笑)。

最大

精神的・肉体的ストレスが大きいです。

一日に20時間働く日もありました。

当時は高かったが今思うと低い

(世間知らずで、この生活が普通だと思っていました。退職してから冷静に見ると、世間様の言う幸福とは程遠いものでした)

30代前半 無職でうつ病時代 低い ある 普通

低い 

お金がない、というのが大きく主観的な幸福度を下げますね

40代前半 不安定な自営業者 低い ある(自分で管理可能) 普通(自分で管理可能)

高い

ある程度のお金があると、不安定な職業でも、幸福度は高いと思います

まあ、あくまでも主観的な尺度なのですが。

自分的な気づきとしては、収入が安定していて、生活費が高い会社員時代は、生活費が高い時代でも、低い時代でも、幸福度にはあまり関係がない、という点ですね。

個人的には、私の幸福度を決めるモノは、自分で疲労感や時間を管理できるか、どうか、という点が大きいのではないかと思います。

 

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