短い雑記:資産運用は心の運用?

私は、資産運用の勉強をするずっと前は、「資産運用は技術が大切なのだろう」と思っていました。

それから資産運用の勉強を始めてしばらくすると、「資産運用は知識(金融経済学:現代ポートフォリオ理論)が大切だな」と思うようになりました。

さらにもう少し勉強を進めると、「資産運用は心の働き(行動経済学:プロスペクト理論)について学ぶことも大切だな」と思うようになりました。

もっと資産運用の勉強をしていくと、「資産運用には確率論や量子論、そして物理学の基礎も大切だな」と思うようになりました。

 

こんな風に、一口に資産運用といっても、実に幅広い要素で構成されていることに気がつかされます。

そしてそれぞれの分野がとてつもなく広くて、深い。

おぼれそうです(笑)。

でも、多くの人(投資家)にとって、もっともやっかいなのは「心の働き」だと思います。

もう少し踏み込んで言えば、平均的な人間特有の「認知エラー」ですね。

合理的な資産運用の(特に運用面)について講演をするときは、心の働きをきちんと理解したうえで、対処方法を明示することが大切なのではないか、と思うようになりました。

 

関連記事

  1. 悪口を言うとうつ病が早く治る?:一言ブログ:2023/02/…

  2. 2021年度の奨学金について②

  3. 金融教育・マネーセミナーのお問い合わせは、お気軽にどうぞ!

  4. 雑記。不安な時の特効薬は何もしないでいい

  5. 気がつけば2013年の開業から9年が経過

  6. 日本ビジネス書新人賞に応募しました。:一言ブログ:2022/…

PAGE TOP