資産形成・運用には有効性が大切!

こんにちは。

広島のファイナンシャルプランナー、金融教育研究所の佐々木裕平です。

今年は平年よりも早く桜が咲きそうですね。

 

さて、資産形成においては、資産形成において「有効性がある」ということが重要です。

この有効性があるというは、私の解釈では、「絶対確実ではないけれど、百通りの未来があったり、何千回、何万回と行えば、だいたいこの範囲に収まるだろう」というものです。

つまり、資産形成においての有効性は「まあまあ通用するんじゃない?」というものだと考えています。

例えば、正しい使い方ではありませんが、春になれば桜が咲くだろう、という説は有効性がある、と思います。

春になれば、たいてい咲きますから。でも急に氷河期になれば咲かないこともありますよね(笑)。

 

例えば短期的な株式などの金融商品の売買の場合、資産形成に対する有効性が「ありません」(ないんです!)

うまく行ったり、うまく行かなかったりする人が出てきます。

怖いですね(汗)。

それはその性質がゼロサムゲームだからです。

そして市場の値動き事態がランダム・ウォーカーだからです。

そのため、いくら短期的な売買を「ありとあらゆる分析を行っても」理論上は有効性がないということになるのだと思います。

いやあ、あって欲しいんですけど、ないんです。ホント。

 

一方でプラスサムゲームである「投資」は有効性が知られています。

もっと詳しく言えば、長期・分散・積み立て投資には有効性があるだろうと考えられます。

(もちろん投資対象によりますが)

これは投資の性質がリスクから得られるリスクプレミアムを得る類のものだからです。

 

どうせ同じ期間、同じ資金を資産運用に回すのであれば、「有効性」がある方が良いと思います。

ちなみに私が学んだ中では、「年金機構」などは多くの場合、「有効性のある投資手法」しか許可されていないことが多いようです。

斬新な? アノマリーやテクニカル分析はダメということですね。

例えばいかにもすごそうで怪しげな「佐々木裕平のスペシャル必殺儲かる法則! これさえやればあなたも億万長者!」なんて方法はダメ! ということですね。もちろんそんなのはありませんけど(笑)。

理論を鑑みれば、納得です。

 

また、イデコやつみたてニーサでは、おおむね(ちゃんとやれば)「有効性のある投資」になりやすいように、制度自体ができているように個人的に感じています。

まあ、人は非合理的なのであえて「損をする方」を大真面目に選んでしまって、イデコやつみたてニーサでやっても損失を出しがちです。

まあ、国民の老後の資産形成のための制度ですから、有効性がないと困るのですから、当たり前ですが。

皆様の資産運用には理論上の「有効性」があるでしょうか?

それではまた。

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