体感として、ですが、20代30代の社会人の方よりも、
60代・70代のやや高齢の方の方が、お金の知識(金融リテラシー)が低いように感じています。
もちろん、預貯金や債券などに置いては、高齢の方の方が強い気がしますが。
若い世代の方が、圧倒的に『投資信託、特に株式の投資信託』についての知識が豊富なように思います。
高齢の方は、投資というと、国内の優良な企業の株式を単品で数社、保有する、というイメージが強いと思います。
そのため、無意味にリスクの高い集中投資や、不利な分配型投資信託を選びがちなのかもしれません。
ですが、現在の若い世代は、『世界中の優良な企業の株式を全部持つ』というイメージが大半ではないか、と思います。
もちろん、これは『投資をしっかりやっている層』に限った話であります。
若い世代であっても、「投資? 損する可能性があるなら、絶対にやらない!」という層が多数いらっしゃいます。
もちろんそれはそれで悪いことではないのですが。
ただ、傾向としては、若い世代の方が金融リテラシーが高い傾向が今後もますます加速していくと思います。
今後、数十年経つと、20代が最もお金の知識が高い、という現象が起こるのではないかと思います。