経済学でホームバイアス現象という言葉があります。
これは自分の国の金融商品ばかりを選んでしまう、というものです。
見知らぬ文化と言語の外国の株式などより、自国の金融商品の方が安心感があるのですね。
確かに日本はかつて、世界の株式の時価総額の半分程度を占めていたそうです。
アメリカよりもすごかったのですね。
ですが、いまは世界の株式の時価総額の半分は米国株式です。
仮に日本株一辺倒の場合、それほどお金は大きくなっていないことになります。
じゃあ、アメリカの株式ばかりを持てばよいのか?
でも、日本がそうであったように、アメリカもずっと一番とは限りません。
ではどうしたらいいのか?
答えは分散です。
日本もアメリカも、フランスもイギリスも・・・・・・ぜーんぶ保有してしまえばよいのです。
いまはそれが誰にでもできるようになっています。
iDeCoやニーサ口座を開き、先進国株式投資信託や全世界株式インデックス型投資信託を選ぶだけでいいのですね。
それだけでリスクをググっと減らすことができます。