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レーシングゲームのシミュレーターがすごい進化している
こんにちは。
金融教育研究所の佐々木裕平です。
私は二十年ほど前に自動車の運転にはまっていました。
国内B級ライセンスを取ってみたり(受講だけで誰でも取れます)、毎晩車で山道を走りこんだりしていました。
現在では生活様式がだいぶ変わり、自分で車を運転しないで済む生活になりました。
自家用車は維持費が高いです。
かつては田舎に住宅を持ち、車も保有していましたが、家計簿を見返すと、初期費用や維持費、なんだかんだで月三万円くらいの出費でした。
これなら都会で車がない方が便利で経済的だ、と今では思います。
もちろん田舎には田舎の良さがたくさんありますが。
とはいえ、時々は車を運転したくなります。
しかもモータースポーツがしたくなるものです。
でもそんな時間も手間も、そして事故のリスクを背負う度胸ももはやありません。
そこで最近「これはいいな」と思うのが、レーシングシミュレーターです。
ゲーム機やパソコンとソフトとハンドルコントローラーとアクセルペダル類があれば、できます。
まだ買っていませんが。かつてはエントリータイプの安価なものを使用していたことはあります。
まあ、いわゆるレースゲームですね。
ところが私が子供のころのレースゲームとは全く異なります。
ハンドルには路面の凸凹が伝わり、ステアリングの抵抗感も実車さながらです。
レーシンググローブが必要なレベルです。
高級タイプのシートでは、縦横の加重移動すらも再現されます。
そしてどんな高級車だって乗り放題です。
維持費もかかりません。
大事故を起こしても、無傷で済みます。誰も傷つかず、マイナスのお金も発生しません。
現代では、プロのドライバーたちも高精度のシミュレーターで練習をするようです。
また、シミュレーター世代からは、そのまま本物のドライバーになるプロも出てきています。
考えてみれば、運転というものは、シートとステアリングと映像(視界)さえあれば、本物であれ、超リアルなシミュレーターであれ、「ほとんど同じこと」なわけですね。
資産運用のシミュレーターも学校でやれば、きっといいことがある
で、私が思いましたのが「資産運用も、椅子に座ってパソコンをカチカチする程度なのだから、現実もシミュレーターも「ほとんど同じこと」だな」ということです。
そしてネット上にはいろいろな資産運用のシミュレーターがあります。
まあ、超リアルとはいかず、iDeCo・つみたてニーサに単純にいくら拠出したら、どのくらいになるか、などですが。
これらを学校の授業でカチカチやれば、安全に、無料で資産運用が体験できます。
誤解してほしくないのが、短期売買でカチカチとFXや株式売買をやればいい、ということではありません。
ゲーム形式で長期分散投資を学ぶ、過去を追体験すればだれでも「やった方がよかった・大人になったらやりたい」と思うのではないでしょうか。
そして、そういうシミュレーター世代が世に出て、数十年すれば、中所得者層の厚みが出る。
結果として、国の財政が改善し、購買力が上がり、経済が活性化する。
日本の未来が、そして世界が少し明るくなる、ということになるのではないでしょうか。
そうなったら、とっても面白いですね。
それではまた。