銀行で外貨預金がおすすめされるのはどうして? 元本保証なの?

資産運用

なぜ確定拠出年金やつみたてニーサには外貨預金が入っていないの?

 

※ご注意

金育研究所では、個人の資産形成には長期分散投資が良いというスタンスです。

 

結論を先に言いますと、

外貨預金は投資として おすすめできません。

資産運用に外貨預金は適していません

(後述しますがコントロール不能でコストが高いのです)。

 

長期的にコツコツと成長を続ける分野に投資を行うのが合理的な長期分散投資です。

お金の知識教育の一環として、外貨預金のデメリットについて記します。

本当におすすめなら・・・?

  • 確定拠出年金・・・厚生労働省管轄
  • つみたてニーサ・・・金融庁管轄

 

上記の二つの制度、中身は知らなくても、

名前はお聞きになったことがあるかもしれません。

 

この二つは、長期分散投資を実行しやすく、

さらに非課税というメリットのある

公的な投資制度です。

 

中身はほぼ、投資信託です。

※分散投資には投資信託がすぐれているからです。

 

そう、外貨預金は入っていないのです

個人の長期的な資産形成に、外貨預金が本当に向いているのなら

確定拠出年金とつみたてニーサに外貨預金を入れるべきですね。

 

仮説:外貨預金は長期投資に適していないのでは?

 

外貨預金は元本保証でしょう?

まず、よくある誤解として、

外貨預金が元本保証だと思い込んでいることが挙げられます。

 

これも先に結論を言いますと、

元本保証ではありません。

 

損をすることがあります。

預金と名前がついていますが、厳密には預金ではありません。

外貨預金=長期的な為替取引のことです。

 

外貨預金は長期のFX

FXという為替取引の投資があります。

これは為替差益や金利差益を手にすることを目的とした通貨の投資です。

※金育研究所では、FXもおすすめしません。

 伝統的な金融資産で、現代投資理論(MPT)に基づいた投資方法を推奨しています。

 

簡単に言うと、お金そのものを金融商品として取引するのですね。

 

そして、お金そのものは成長しません。

(株式などと違って成長する性質を持たないのですね)

 

ただ、FXは手数料が低いので、銀行で行う長期の為替取引=外貨預金

よりは適しているかもしれません。

 

外貨預金は結果は運任せでギャンブル要素が強い

投資の結果は、為替が

  • 円安になるか
  • 円高になるか

によって、大きく変わってきます。

 

しかし、FXのプロトレーダーであっても、

勝率は5分5分という説があります。

(※五分五分であっても、損失を抑え、勝つときの幅を大きく取れば、トータルではプラスになりますね)

 

これは、プロの能力が低いのではありません。

おそらく、大変に優秀で、高いと思われます。

 

ただ円高か、円安かは、コインの表と裏のようなものなので、

回数を繰り返し、

AIのように感情を廃すと、やはり5分5分になるでしょう。

(アマチュアは感情が入るので勝率が5割を切るのかもしれません)

 

つまり、運の要素も大きいのですね。

そして、外貨預金は長期のFXですから、

最終的に大きく円安になるか、円高になるかは誰にも分からないのです。

 

一般的なFXよりもコスト面でも不利

また、外貨預金はコスト面でも非常に不利です。

それは、円を外貨に換えるのに手数料がかかります。

 

つまり、スタート時はマイナスから始まるのですね。

この点でも預金とは違うことが分かります。

 

また、外貨から円に戻すときにも手数料がかかります。

 

この時の手数料は売り手の収入にもなります。

円安にならない場合や、あまり為替が動かない場合は、

手数料を加味するとマイナスになることがあります。

 

この手数料について、あなたが

「それくらい、べつにいいじゃん」

と思ったのなら、大変に危険です。

 

売り手にとっては、扱いやすい(あなたにとって悪い意味での)

「良いお客さん」

の状態です。

福沢諭吉

 

なぜ銀行は為替取引(=外貨預金)を勧めるのか?

外貨預金は売り手にとっては売りやすい商品ととらえることもできます。

 

  • 国内の金利が大変に低く、通常の金融商品が売れない
  • 外貨預金には預金とついているので、投資に及び腰な人にも売りやすい

 

見方によっては、

金融知識教育を受けていない人(カモ)をターゲットにした金融商品と言えるかもしれません。

 

お金を遊ばせておくのがもったいない

「貯めたお金や相続したお金を遊ばせておくのがもったいない」

  ↓

「だから外貨預金をする」

こんなご意見も聞きます。

 

でも、それはあまりにも選択肢が狭すぎます。

なぜ、あなたの選択肢は外貨預金オンリーなのでしょうか?

 

それを勧めているのは誰で、

それによってリスクを負わずに得をするのは誰なのでしょうか?

 

それはあなたではないのです。

 

投資では、ある一定以上のリスクを背負っているのに

コストが高く、

リターンがそがれてしまう状態を

カモと言います。

 

正しい考え方

「貯めたお金や相続したお金を遊ばせておくのがもったいない」

  ↓

「だからまず、お金と投資の知識教育・勉強(金育)をする」

ではないでしょうか。

金融リテラシー

 

まとめ

  • 外貨預金は長期の為替取引のこと
  • 元本保証ではなく、コストがとても高い投資
  • お金そのものは成長する性質を持たず、外貨預金は長期投資に向いていない(だから確定拠出年金・つみたてニーサには入っていない)
  • 合理的な投資をするには、お金の知識教育が必要

 

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