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ETFって結構すごい!?
ETFとは
- Exchange
- Traded
- Fund
の頭文字を取った金融商品です。
(´・ω・`)「・・・意味わからん・・・」
・・・というと、まるで未知の金融商品な感じがして
普通の人は、これだけでやる気をなくします(笑)。
ところが、実際は大変親しみやすいのです。
日本語に直すと、株式市場に上場している投資信託です。
いかがですか?
急に親しみが出てきましたね。
それでは、そんなETF(上場投資信託)の
スゴイポイントを8つ紹介します。
①平均点が買える! からスゴイ
「平均点が買えるからスゴい!」
といってもピンときませんが・・・。
じつはこれがすごいことなのです。
平均点というのは、市場の平均点のことです。
たとえば
- 日本で言うと日経平均株価
- アメリカで言うとNYダウ
などの市場の平均点のことです。
この色々な国や地域の株式市場や債券市場の
平均点の投資信託をインデックスファンド(平均点の値動きをする投資信託)っていいます。
で、それが株式市場に上場しているのを、ETF(上場投資信託)っていいます。
昔は平均点を個人が買うのは不可能でした。
たとえば、日経平均株価の平均点を個人が買おうとすると、
東証1部上場企業の特定の株式225社を買わないといけません。
そのためには1億円くらいの資金が必要になりますから・・・。
でも、現在では、個人でもそれがデキル!
まず、ここがスゴイのです。
②低コスト!
株式市場に上場していない平均点(インデックスファンド)もありますが、
上場している投資信託、つまりETFの方が、コストが安い傾向にあります。
ここがスゴイのです!
安いので0.1%前後です。
・・・と言ってもやはりピンとこないかもしれませんが、
世の中には、コストが1・5%や2%を超えるものもあります。
最終的に数百万円などの差になることがありますので
(つまり損益にダイレクトに影響します)
コストが安いETFがスゴイ! のです。
③大半は1~3万円程度で買えるからスゴイ
平均点を買うのに、1億円もいりません。
1~3万円で買えます。
数千円で買える物もあります。
ETF(上場投資信託)は価格も購入しやすい設定が多いです。
株式と比べると、積立などにも向いています。
ただし、自動積立の仕組みはまだ(ほとんど)ないはずなので、任意での積み立てが必要です。
④個別株のような選定が不要だからスゴイ
個別株式では、割安な株を探したり
成長が見込めそうな株を探す必要があります。
けれども、ETF(上場投資信託)ではそれが不要です。
なぜなら、国や地域全体の市場を買えるからです。
もう、個別の株式分析など一生しなくていいのです。
⑤ブームも不要
建築ブームや、ITブームなどのブームも関係ありません。
お宝銘柄を探して、頻繁に対象を乗り替える必要がありません。
なぜなら、すべての業種が入っている大きな枠のETF(上場投資信託)があるからです。
⑥国際分散投資が容易
海外への投資はハードルが高かったものです。
外国株式専用口座を開き、
為替レートや為替手数料、口座管理料を支払い、取引をします。
ですが、ETF(上場投資信託)なら、
普通の証券口座で、国内株式と同様に売買できます。
なぜなら、株式と同様に上場している投資信託だからです。
⑦為替リスクも軽減できるからスゴイ
ドルの値動きだけを追っていて、
取引を遠慮していたのはもう昔の話です。
世界中の指標に分散投資をすれば、
インド・中国・EUなどなど・・世界中の通貨で運用ができます。
国際分散投資をするということは、通貨リスクも分散することなのです。
⑧株式だけじゃないからスゴイ
投資対象は株式市場だけ・・・ではありません。
世界中の債券にも投資できます。
また、金や原油なども、買えます。
株式市場はもはや、株式だけを売買するところではないのです。
まとめ
- ETF(上場投資信託)は平均点
- 現代の株式市場では株式以外の物が買える
- ETF(上場投資信託)を使えば国際分散投資が容易にできる