こんにちは。
金融教育研究所の佐々木裕平です。
最新の正確な奨学金の内容については、
日本学生支援機構 JASSO(ジャッソ)のHPでご確認ください!
本記事は、筆者(佐々木)の備忘録的に記すものです。
Contents
2020年から給付奨学金は対象・金額が大幅に拡充
奨学金には大きく3種類があります。
- 給付型・・・・・・・もらえるお金(返さなくて良い)
- 貸与型 第一種・・・利子が付かない
- 貸与型 第二種・・・利子が付く(ただし、現在は超低金利。一例として、500万円を借りて、卒業後20年間にわたって返しても、仮に超低金利が続くのであれば、利子は数万円程度にしかならない可能性がある。ちなみにこの場合、毎月2万円程度の返済額となる)
そして、2020年度(昨年度)から、給付型の奨学金は、大きく拡充されました。
給付型の対象者になれば、授業料・入学金の減免も
また、給付型の奨学金の対象者になった場合、さらに授業料・入学金も減免されます。
ただ、この場合は、給付奨学金の採用候補者となった人が、進学後に進学先の学校(大学など)に、自分で申し込むことが必要です。
条件にもよりますが、給付型(返さなくて良い)奨学金と授業料・入学金の減免を受けることで、少ない自己資金で大学に通い、学ぶことが可能になります。
給付型の奨学金がもらえる場合の条件
そんなとても良い制度の給付型の奨学金を受け取るためには、条件があります。
- 学力基準・・・乱暴に言うと、学ぶ意欲があればOK!
- 家計基準・・・ケースにより異なるが、世帯年収が378万円以下などの要件がある
気になる人は、まずは申込をしてみることが重要です。
奨学金は、給付型・貸与型にせよ、4月・5月ごろから、すぐ動く!
奨学金は、4月ごろから高校で説明会が開催されます。
この時、必ず学生・保護者は出席してください。
- 進路がまったく決まっていなくても、参加する!
- 奨学金の要件に当てはまっているかどうかわからなくても、参加する!
なぜ?
それは、給付型の奨学金の締切が早いから!
多くの人が、何も決まっていなくても、動かなければいけません!
後から変更やキャンセルもできます!
奨学金は、とにかく早く動く!
これが重要です。
令和元年度の奨学金の利用者は127万人
ちなみに令和元年度の奨学金の利用者は127万人です。
これは学生の2.7人に1人の割合です。
繰り返しですが、最新の正確な奨学金の内容については、
日本学生支援機構 JASSO(ジャッソ)のHPでご確認ください!
多くの学生の夢がかないますように!
それではまた。