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2021年から、さらに大幅に給付型が手厚くなりました!
こんにちは。
金融教育研究所の佐々木裕平です。
高校などでは今年も奨学金の説明会の時期がやってきました。
最新の正確な奨学金の内容については、
日本学生支援機構 JASSO(ジャッソ)のHPでご確認ください!
本記事は、筆者(佐々木)の備忘録的に記すものです。
奨学金とは必ずしも授業料に回さなくとも良いものである
奨学金とは、一般的に日本学生支援機構JASSOの奨学金を指すことが一般的です。
また、その他に地方自治体や団体・企業・大学などが独自に行っている奨学金もあります。
奨学金は必ずしも授業料に使わなくてはいけないことはありません。
生活費の一部にも回せます。
- 困ることの予想される一例:アルバイトと最低限の奨学金でやっていこうと思っていた→コロナショックでアルバイトができなくなって、困窮してしまう
- あらかじめ危機を想定して「多めに」奨学金を借りていた→金融危機や学業の専念などでアルバイトをしている場合ではない→奨学金を多めに借りていたおかげで、学業に専念できた→余ったお金は在学中に返済した
このような不測の事態に備え、多めに借りておくと、選択肢の幅が広がり、有利に働く可能性があります。
奨学金には種類がある
奨学金には大きく分けて3種類があります。
- 給付型→返さなくていい「もらえるお金」受給要件を満たしていれば、申請すれば必ずもらえる
- 第一種(無利子貸与型)→返す必要はあるが、利子はつかない
- 第二種(有利子貸与型)→返す必要があり、利子が付く
※貸与型の場合、返済期間は、自動的に決まります。
奨学金は「何も決まっていなくても、とにかく早く動く!」ことが大事!
給付型、貸与型、いずれの場合にせよ、
- 「何も決まっていなくても、高校3年生の4月ごろからすぐに行動を開始する」ことが大切です。
- 志望校が決まっていなくても、とりあえず申し込みはする!
- 少しでも不安があるのなら、家族と話し合って、すぐに申し込みをする!
- 学校で奨学金の説明会があったら、必ず出席する!
なぜ?
それは6月ごろまでで、給付型(もらえるお金)と第一種(利子がつかない貸与型)の締切が終わるからです!
仮に受給要件を満たしていても、秋から動いたのでは、遅いのです(大学に入ってからもチャンスがありますが、当然高校生の時に動いた方が安心ですし、チャンスが二倍に広がります)。
そして、申し込んでおいても、後から辞退(キャンセル)ができます!
だから、ちょっとでも進学のお金に不安があるなら、まず「動く!」「高校の先生に相談する!」ことが大切なんです!
奨学金は在学の高校を通じて申し込みます!
奨学金は高校を通じて申し込みますので、まず先生に相談です!
そうしたらいろいろと教えてくれます!
奨学金は未来の自分への「投資」の一種とも考えられます。
統計的に見て、大学を卒業し、専門的な知識を有している場合、平均年収が高い傾向にあります。
学生からすると百万円や三百万円の借金(奨学金)は非常に厳しいようにも思えます。
ですが、もしかすると数十年後の未来のあなた(今の学生)から見ると、その百万円や三百万円などは「あの時借りておいて本当に良かった」と思えるお金になるかもしれません。
また、返還方法も収入に応じた形式も選べます。
繰り返しですが、本記事は個人の備忘録として記したものです。
学生の方や、保護者の方は、最新の正確な奨学金の内容については、
日本学生支援機構 JASSO(ジャッソ)のHPでご確認ください!