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投資の秘訣は家計管理にあり?
投資をしていると、損をすることがあります。
でも、投資で損をするのは簡単な理由です。
それは「高い時に買って、安い時に売る」から損をするのですね。
なんだか、あきれるくらい簡単な理由ですが、
どうしてわざわざ安い時に売ってしまうのでしょうか?
その、無駄な損失を出す理由の一つが「急な出費が発生したから」です。
今回は、この陥りがちなミスをなくす方法を考えてみましょう。
なぜ急な出費が発生すると損をするのか?
投資をしていると、ついつい熱くなりがちです。
とくに、好景気の時や、手持ちの金融商品が高騰している時です。
自分の持っている金融商品がグングン↑と値上がり をしていると、
普通はこう思います。
「もっと買ったら、もっと儲かるぞ・・・」と。
そうして、余裕資金で行っているはずの投資が
いつの間にか、当初の予定より高額になってしまうことがあります。
下がり始めると売れない
さて、上り調子の時は良いのですが、
ふとしたきっかけで下がり始めるのが金融商品です。
あれよあれよと下がり始めると、なかなか売ることができません。
(たいてい「よし、もう一度回復したら売ろう」と都合の良いことを思います)
さて、そんな時に、急な出費が発生! したらどうなるでしょうか?
普段でしたら、投資に回すお金が余裕資金だけなので、
貯金でカバーできる事態でも、のめり込んでいるとカバーできません。
そうかといって、支払わないわけにもいきませんね。
そこでやむなく取る手段が、
値下がりしている金融商品を売って、現金化する・・・です。
こうして「高い時に買って、安い時に売る」という
不思議な現象を自己実現してしまうことがあります。
投資の土台は、家計管理です。
このような不思議な事態を避けるために
常日頃から、家計管理に気をつけておきましょう。
ちょっと↓の5つの項目をチェックしてみてください。
- ☑レシートを必ずもらう
- ☑毎月家計簿をつけている
- ☑積み立て貯金をしている
- ☑毎月、ギリギリでも黒字傾向である
- ☑家計簿と投資の記録表がリンクしている
あなたの家計管理能力は何点?
家計も投資もお金(数字)の管理ですから、
どちらも同じような能力が求められます。
経理の力と似ていますね。
どんな営業力や商品力のある会社でも
経理がずさんでは、上手に数字が管理できませんね。
上記の☑であなたはいくつ当てはまりましたか?
- 5~4個→素晴らしい家計管理能力です。投資も堅調に進みやすいでしょう
- 2~3個→平時は良いですが、金融危機や離職時に投資が不安定になりやすいかもしれません
- ゼロ~1個→数字が把握できていないと、気分任せの投資になりがちです。都合の悪い数字こそ、大事にしましょう
記録をつけることが第一歩
スポーツや研究の分野でも記録をつけることは重要です。
たとえば、マラソンの練習です。
- どんな練習をどれだけしたのか?
- その行為が効果があったのか?
- あれば、どのくらい成果があったのか?
- 練習ができなかった時の気分や体調は?
- 良い成績を残せなかった時は何を考えていたのか?
タイムを計るのはもちろん、
一つひとつの行為に対して最適解を求めていくのは、投資でも同様です。
特に投資では、こころ(気分や思いつき・迷?推理)が大きく行動を左右します。
家計簿や投資の記録表をつけていない人は、これからつけてみましょう。
すでにつけている人は、それをさらに進化させましょう。
おすすめは、グラフを挿入することと、思考パターンをより深く記入することです。
(冷静な時に見直すと「なぜ反対のことをしてしまったんだ・・・」と思うようなことも
普通にしてしまっていることがあります)
こうすることでより客観的・冷静に判断しやすくなります。
まとめ
- 投資は余裕資金で行うと、失敗しにくい
- 家計管理は投資の土台
- 投資の記録をつけましょう