資産運用・投資のお話をする仕事をしています。
すると、当然、投資に前向きな人「もっと知りたい!」と、後ろ向きな人「投資は絶対にしないぞ!」
とに分かれます。
前者の人は、お話をしやすいです。
後者の人は、最初から否定的ですので、あまり話が弾みません(笑)。
ただ、それは個人の投資に対する好き嫌いの問題もありますので、個人的にはまったく気にしていません。
ちなみに筆者は20代の会社員時代は「投資は絶対にしないぞ!」というスタンスでした。
会社の企業型確定拠出年金では、預貯金100%でした(笑)。
さて、どんな人が投資をしないでいいのでしょうか。
個人的には次のような人かと思います。
- 投資が大っ嫌いな人
- 一円だって損したくない人
- 認知症など、大きな判断ミスをしそうな人
- 年金しか収入がなく、預貯金がない人
反対に、投資をした方がいいのではないか、と思う人は次のような方です。
- 今すぐじゃなくていいから、将来お金が大きく増えていて欲しい人
- 短期間にある程度の損失を許容できる人
- 毎月、余裕資金が少しでもある人
- お金持ちの人(お金持ちの人は余裕資金が大きいので、どうしてもより一層、速く、大きくお金持ちになってしまいます)
- お金がない人(お金が少ない人こそ、ゆとりを生むための投資が必要かもしれません)
こんなところでしょうか。
こうしてみると、個人的には、投資は非常に多くの人がやっていいのではないかと思います。
その反面、全体の2~3割は『投資は絶対にしないぞ!』という人が残る気もします。
その結果、将来的に貧富の差がますます大きくなるという社会的・経済的な仕組みのジレンマが増すという問題が大きくなる、という気もしますが。
この問題を解決するには、iDeCoとNISAを統合し、公的年金のように、誰もが強制的に加入される仕組みを政府が作ることが必要なのかもしれません。