金融教育研究所を開設してから、12年目です。
12年前は、iDeCoがまだあまり認知されていませんでした。
NISAなんてものもありませんでした。
企業型確定拠出年金では預貯金タイプが主流でした。
「私、投資してます」
なんていったら、周囲からは
「ギャンブラー?」
「怪しくない?」
などと言われることが多かったように思います。
「仕事で資産運用の解説をしています」
もほぼ同義語かもしれません。
なかなか怪しまれました(笑)。
それから、12年後、いまはどうでしょうか。
会社では当たり前に企業型確定拠出年金で投資信託を選ぶ人が増えました。
iDeCoとNISAを併用する人も増えました。
世界はがらりと変わりました。
でも、追いついていない人々が多数います。
そのため、十年、二十年後に、この国では、貧富の差が大きく開いてくると思います。
今以上に、ものすごく。
一人でも多くの人が、はやく、資産運用の重要性とその効果に気が付いてくれますように。