こんにちは。金融機関から販売マージンなどを受け取っていない中立的なアドバイザーとして講演執筆活動をする佐々木裕平です。
はいこんにちは金融教育研究所
佐々木雄平です本日はですねリスク許容度
とは何かというものについて見ていきたい
と思います
はいお金の専門家をさせていただいており
ますまず
基本的なところから行きたいと思います
それは私たち人間はですねリスク
値動きの振れ幅のことなんですが
専門的にはリスクと呼ばれるものが嫌だよ
ということが言われています何でかなーっ
て言うと私たち人間の基本的な心の持ち方
としてですね
孫の方が同じ金額であっても
徳よりも損の方が2倍くらい嫌だ
なぁっていう気持ちがですねどうもある
ようなんですね
そのため私たちが損に対してですね
ちょっと過敏に反応するまたは資産運用を
伏せて損をすると結構凹むわけですね
こんなに損してて大丈夫なのかな実際に
損失が確定していない
含み損と呼ばれる状態であったとしても
損がですねかさんでくるとこんなに損して
てもうやだな
寒いのやめたいなという風に思うことが
あります
で大事なのはこの資産運用する上でですね
大事なのはそのリスク許容度
損をしても大丈夫だよ心の健康が保てます
よというその
範囲内で資産運用することが非常に大切だ
と考えられてい
ますお金の組み合わせこれを
ポートフォリオと言いますが
ポートフォリオですね自分の資産のうち何
%を貯蓄に回すのか何パーセントを資産
より回すのかというものはですねよくある
のは人間によって変わりますか
50代と60代で違いますか20代違い
ますかというのがありますが
ざっくり言いますと年齢や資産額で
ポートフォリオの配分はあんまり変わり
ません大事なのは
リスク強度なんですねご自分の何
パーセントまでリスクに耐えられるのかな
というのを考えた上でその中で
ポートフォリオを考えるということが大切
です例えばこちらは2000年から
2020年までの全世界の株式の値動きを
示していますピンクの線がそうですねそれ
を見てみますと
例えば2000年から2010年までです
ね資産運用を続けた人がいるとします
その時2008年にリーマンショックと
いう100年に一度と言われた世界金融
危機が発生しましたこの時に
慌てて行ってしまうことがありますそれは
自分が想定していたですねリスク許容度
よりも大きな金額を
ポートフォリオの中に
詰め込みすぎていた場合ですね
こうすると資産運用は2008年で終わっ
てしまうんですねしかも
損をした状態で終わってしまいますこうし
ておきますと老後にですね国家に大きなお
金を作ることができませんで一方2008
年からずーっとさらにほったらかしにでき
た場合ですねその場合お金がですね
600万円くらい出したお金が240万円
ですが
毎月1万円積み立った場合出したお金は
140万円ですが最終的に630万円にお
金を増やすことができました
これは何かと言いますとリスククラウド内
でポートフォリオを組んで組んだ場合長
期間ほったらかしにすることができると
いう点が挙げられます
大切なのは
ぐっすり
眠れる範囲内でポートフォリオを組むこと
なんですじゃあそのリスク許容度はどんな
風に考えたらいいのかなっていうのをまず
見てみましょうまず
各資産のですねリスク許容度を見てみ
ましょうこちらは2019年のですね年金
機構さんのデータから引用しています
年金機構さんは国内外の株式全世界にです
ね
幅広く分散
投資をすると
年率でだいたい5%くらいは
期待リターンが得られるんじゃないか
スタインというのは最もよく発生しそうな
未来はだいたい5%ぐらいじゃないか
なーって考えてたわけですねそして
一方リスクと呼ばれるものはだいたい世界
に分散投資をすると20%くらいだろうっ
て考えていますこれは何かって言いますと
最もよく発生する未来は100万円が
105万円になる未来なんですけども
必ずしもそうなるわけではなくて
それからその前後にですね125だったり
85だったりとかブレる幅があるわけです
ねだいたい70%の確率でそのリスクの
範囲に収まりますさらに90%の範囲で
プラスマイナス201年間1年後に
145万円になっていたり65万円まで
下がっていたりするその幅の中でどこかで
着陸するんじゃないですかねという風に
年金機構さんは想定をしているという図
です
そしてポートフォリオですがどんな
組み合わせが一番いいのかなと言いますと
預貯金とインデックス型
投資信託全世界の株式に分散投資した状態
のものを組み合わせたものが最も
効率が良いだろうという風に考えられてい
ますこれをですね
経済学では糖便の二基金分離定理という風
に呼びます
幹筋っていうのは2つのお金です一つは
預貯金もう一つは全世界株式インデックス
型投資信託と呼ばれるものです
そしてその2つをですね2つのお金を
結んでしまうわけですね
預貯金100%にすると
期待リターンほぼ0リスク0の組み合わせ
になります
五分五分にしますとだいたいですね
期待異端が34%くらいリスクが十数
パーセントくらいそしてもっともっと
もっともっともっと
リスク資産100%にしますとだいたい
期待リターン5%リスク10%くらいに
なるんじゃないですかというものですで
この線上の組み合わせが
経済学上はですね最も
組み合わせの
効率が良いということになりますのであと
はここの中からですねご自分の自粛許容度
にあった組み合わせを選ぶとまりこ
収まるというところでございます
先ほどの図はですね数字にしますとこんな
感じです
預貯金100%にしますと
期待リターンは0リスクも0です2008
年の世界同時金融危機が起こったとしても
1円も損をしないレベルですで一方今度は
リスク
0ごめんなさい
預貯金ゼロ全世界株式インデックス型投資
信託を100文字としますと年率の期待に
たが5%
+長期金利リスクは20くらいとなります
この状態にしたポートフォリオのままです
ね
全世界金融危機などが発生した場合には
100万円が1年後には45万円くらい
まで
減っている可能性があります
それは嫌だなっていう人がいたらですね
この範囲内でご自分の
ご自分がぐっすり眠れる範囲に最も
イメージが近い
組み合わせを選ぶのがその人にとって最も
良い組み合わせであるだろうという風に
考えられます
ではここで一例を見てみましょうここに
ですね
堅実なAさんがいらっしゃるとします決算
は毎月4万円の余裕資金がありますで
改善前ですね
積立金で毎月4万円
そうすると期待リターンは0.01%な
わけですねすると45年後には
2164万円のお金ができていることに
なります
しかしAさんとしてはですね2164万
票ちょっと少ないしどうも話をよくよく
聞いてみるとリスク10%くらいまでだっ
たら毎日ぐっすりお布団で眠れそうだと
いうふうにわかったといたしますそうし
ましたら
Aさん買いました
積立預金を50%にして
投資額を割合を50%にします結果として
2164万円は
3945万円くらいになりそうな見込みと
なりました
具体的な内訳を見てみましょう
積立預金を
毎月2万円に減らしますその分
積立投資
idecoやNISAで
毎月2万円投資をします
投資対象は全世界株式インデックス型
投資信託というものを選びます
その状態でですねリスクは10%aさんと
してはこのぐらいなら耐えられるという
ふうに判断をいたしますそして実質
期待リターンは
0.01%から2.46%へと
上がるようになりましたこうするだけで
ですね
お金の置き場所を少し変えるだけでAさん
の45年後は2100万円から
3900万円へとほぼ倍増することができ
ました
できそうな見通しです
このように何かですね大きく特別な資産
運用する必要はなくてあくまでもご自分の
リスク許容度を把握した上でお金の置き
場所を少しだけ変えてあげるわけですね
毎月4万円の
貯金を2万円にしてそのうち2万円は積立
投資に回してあげる
このように少し変えるだけでも未来が
大きく変えることができそうです
こちらはですね先ほどの
図のおさらいですけれども今日のおさらい
ですリスク
許容度と言われるものはですね自分が
ぐっすり
眠れるかなっていうリスクの範囲を表して
いますそしてそれは人それぞれです
S誰かにとってはですね1円も損したく
ないなっていう人がいましたら
預貯金100%であるのも大事ですし
もっとリスク高いよ全然大丈夫と一緒でし
たら
投資のですねリスク資産を80%
預貯金を20%などにするのもその人に
とっては正しいポートフォリオと言えそう
です
今日の学校はここでおしまいです
ご清聴いただきましてありがとうござい
ましたさようなら
金融教育研究所 公式HP https://kinikuk.com/ 講演相談など、どうぞお気軽にお問い合わせください。 金融教育・資産形成・資産運用・投資に関する講演・執筆のご相談など、お気軽にどうぞ! 講師:佐々木裕平プロフィール 金融教育研究所代表 国家資格:1級ファイナンシャルプランニング技能士(ファイナンシャルプランナー) 1979年、広島県広島市出身。2002年中京大学商学部卒業。「すべての人に 金融リテラシーを」をモットーに、中立・公正な立場での情報発信を心がける。 書籍、記事執筆・各種講演・公開講座などで金融リテラシー(金融教育)の普及啓もう活動に尽力。 書籍・記事執筆などメディアで活動する一方、行動経済学(プロスペクト理論)と金融経済学(現代ポートフォリオ理論)を背景にした講演を行う。また、金融教育研究所代表として、定期的に市民向けの公開講座を開催している。 「入門 お金持ち生活のつくり方」(こう書房)Amazonの全書籍部門にて、全体1位のベストセラーを達成。 「投資信託超入門」はAmazon投資部門にて1位のベストセラーを達成。2021年5月新刊発売「FPの先生! 小学生の私でもわかるように、お金の増やしかた教えてえや」文響社より。 趣味(日課)は論文・書籍を読むこと。 Amazon著者ページ:https://www.amazon.co.jp/%25E4%25BD%2… 講演依頼ドットコムページ https://www.kouenirai.com/profile/8449 FPの先生! 小学生の私でもわかるように、お金の増やしかた教えてえや:文響社 https://www.amazon.co.jp/gp/product/B… 入門 お金持ち生活のつくり方:こう書房 https://www.amazon.co.jp/gp/product/B… 投資信託超入門 金融教育研究所 https://www.amazon.co.jp/gp/product/B… ストレスゼロの絶対貯金:青月社 https://www.amazon.co.jp/gp/product/4… 学校では教えない! お金を増やす授業:ぱる出版 https://www.amazon.co.jp/gp/product/4…
以下コマーシャルです。
毎日をもっと楽しくしたい方におすすめの本。
【行動経済学のプロスペクト理論がわかれば、思考を変えられる!】
―変えたいのは自分の世界ー
うつうつとした日々に悩み苦しんでいる一人の女性、カエラ。
「私の日常を、もっと明るく、楽しいものに変えたい!」
彼女はひょんなことから、一匹の怪しく、うさんくさいカエル、ケロリに出会う。
「世界を変えることなんて、簡単なことなんやで」
カエラはケロリから与えられる、様々な思考実験に挑戦し、成長していく。
「私の世界は、実に不思議に満ちている。そして単純だ。」
「参照点を動かせれば、自分を変えられる」
「世界は「状態」ではなく、「変化」から生まれる」
「世界は「人によって異なる効用」で成り立っている」
成長したカエラの見つけた答えとはー
―本書の特徴ー
辛いことがあった人ほど前向きになれる仕組み。
本書は、2002年にノーベル経済学賞を受賞した、行動経済学のプロスペクト理論を背景にしています。
現実問題として利用可能なレベルにまでかみ砕いた、誰にでも使える、具体的な手法にまで言及している自己啓発本です。
小説形式・対話形式でスラスラと読めます。
ケロリの言う、損失回避性・参照点・感応度低減性・限界効用・フレーミング効果とは何か。
そしてカエラ自身が編み出した、世界を変える方法とは。
日常生活・ビジネスや心理療法にも使える「自分を変える方法と習慣」が満載。
☆目次一覧
私と謎とカエル
レッスン1 バケツの水の謎
レッスン2 ステキなステーキ
レッスン3 効用の話を聞こうよう
レッスン4 カエルンルーン♪
減っていくモヤモヤ
レッスン5 大きな自分と小さな他人
レッスン6 イヤよイヤイヤ、ソンがイヤ
レッスン7 ウホウホからの脱出
レッスン8 もっと悪いバケツ
レッスン9 もっと良いバケツ
レッスン10 お金がない人の方が安く買えるものって、なーんだ?
レッスン11 増えるほどに増えないもの
レッスン12 ワクワクする「枠」
バイバイ、モヤモヤ
レッスン13 答えはアイツが知っている
釈放
レッスン14 世界を下から眺めてみれば
世界をケロリと変える
読者の方からの評価がとても高い本です。
どうぞよろしくお願いいたします。