Contents
効率的フロンティア上にくるものは、マーケット・ポートフォリオのはず
こんにちは。
広島のファイナンシャルプランナー、金融教育研究所の佐々木裕平です。
資産形成においては、とても良いポートフォリオというものがある、ということになっています。
それは、効率的フロンティアと呼ばれる線上の接点にあるポートフォリオである、ということです。
なんのことでしょうか。
つまりいいポートフォリオはあるよね。たぶん。ということです。
それは誰が見つけ、作るのでしょうか。
効率的フロンティア上の接点ポートフォリオは市場が見つけて作ってくれる
CAPM(キャップエム)と呼ばれる理論では、効率的フロンティア上の接点ポートフォリオは市場が見つけてくれることになっています。
つまり、市場全体の参加者(年金機構とかファンドや機関投資家、個人投資家たち)が膨大な情報収集を行い、それを分析し、それを処理して、すごい計算をしてくれているはず、ということです。
その彼らの英知の結晶こそがマーケット・ポートフォリオということです。
効率的フロンティア上の接点ポートフォリオのマーケット・ポートフォリオとはいわゆる市場平均などで代用される
このマーケット・ポートフォリオってなんじゃい! と思うところですが。
つまり、市場の平均、市場全体の値動きみたいなものですね。
これがCAPM(キャップエム)理論の基本的な考え方の根底にあるものです。
それではまた。