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不動産投資で失敗しないために考えておきたい4つの事
本日の記事は、あくまでも私見です。
不動産投資について考えてみたいと思います。
その1 不動産投資女子会での仲間意識に注意
最近、テレビで知りましたが
不動産投資女子会なるものがあるようです。
内容は、次のようなものでした。
- ファイナンシャルプランナーや不動産投資の専門家や売り手が主催
- 不動産投資について学ぶ
- メンバーは女性だけ
- 楽しく食事やお茶もする
別に、勉強をするのはまったく良いことだと思うのですが、
なぜ女性だけなのか? というところが気になります。
投資というのは、不安が付きまといます。
そして、その不安の原因を徹底的に調べて、
効率が良くないものには手を出さないのが良いと思います。
ですが、仲間ができてしまうと、
悪い意味で、不安に立ち向かいやすくなります。
別の言い方をすると、効率が悪くても、
「みんなもやっているし、なんとかなる、安心だ」
と勘違いをしてしまうのではないでしょうか。
- 投資には仲間意識は必要ありません。
- 主催者がどんなに人柄が良い人でも無関係です。
- 会社規模や資格も関係ありません。
- 効率が悪いものには手を出さないことが大切です。
女性だけを集めるのも不思議です。
(海千山千の投資に詳しいおじさんがいたら、困ることもあるのでしょうか)
その2 新築の不動産投資を考える
また、テレビで見た投資女子は新築の投資用不動産を買っていました。
「家賃収入が12万円」
とのコメントがありましたが、ローン額(毎月の返済額)がいくらかは報道されませんでした。
投資用の新築不動産は、どう考えるべきなのでしょうか?
あくまでもネガティブな私見ですが
- 新築は広告代が乗っており割高
- 新築は、関係者の利益が乗っており割高
であることが多いように思います。
必ずしもそうだ、ということはないと思いますが。
投資の初心者が新築の良し悪しを見分けるのは難しい気もします。
また、新築は大変高いです(当たり前ですが重要だと思います)。
しかし、高いということは、ローンが高額になるということです。
せめて、中古不動産で安くローンを組む方がベターではないのでしょうか。
(中古が必ず良い、というわけでもありませんが)
その3 近視眼的に考えない
また、債券にせよ、株式にせよ、不動産にせよ、
投資に正解はないと思います。
その時々の金利や経済情勢で
割高や割安になりやすい時期があるので、
常にお買い得なものは現実にはないと思います。
仮に、不動産が大変に優れている投資効率なら、
世の中の賢い投資家がみんな、不動産を買いますから、
不動産価格が上昇してしまい、優れたリターンは見込めません。
※優れているから、特別な追加的な利益が見込めないのです。
つまり、どの投資ジャンルであっても、
リスクとリターンはそれなりに対応している、と考えるのが適切ではないでしょうか。
投資を考える際は、一つのジャンルに注目しすぎずに、
広く見回してみることも大切かもしれません。
その4 なぜ初心者に物件を進めるのか?
これも私見ですが、
本当に良い物件なら、
- 売り手が自分で買って儲ける?(それができるなら、そもそも売らない?)
- 解説者もやっていて儲かっているので、解説などしない?(ボランティアなら別かもしれない)
- 初心者でなく、プロに売れば、もっと早く売れる?(プロは相場を知っているので、初心者に売った方が儲かる?)
- 本当に良ければ市場に出る前に、プロが買ってしまうのでは?
などと考えることもできるのではないでしょうか。
本当に嫌なネガティブな意見ですいません。
まとめ
不動産投資にはまともなものもたくさんあります。
大切なのは、広い視野で、
感情を入れずに、冷静に、物件の効率性を判断することではないでしょうか。
不安を仲間意識で薄めても、投資対象の効率は変わらないはずです。
そして、良く分からないものには、手を出さないこと、ではないでしょうか。