量子力学の量子とは小さな単位:一言ブログ:2022/6/24

こんにちは。金融教育研究所の佐々木裕平です。

投資・資産形成の重要な考え方の一つに、リスクがあります。

リスクとは標準偏差で表されます。

左右が対象の釣り鐘型、正規分布になります。

そして、未来は不確実です。

そのため、株価などはランダム・ウォーカーになります。

でたらめなのです。

そのため、一年後の株価の値動きは誰にもわかりません。

ところが、ランダム・ウォーカーになるものは、上記のように正規分布します。

そうなると、統計的に未来のことが確率として見えてきます。

ここで面白いのは、一年後のことはわからない。

でも、たくさん繰り返すと、ぼんやりと確率が姿を現す、ということですね。

で、その不確実な未来は、今のところ、決定していません。

量子力学では、未来が定まっていない、という考え方をします。

一年後の株価は、いろいろな動きを内包していて、正解は、それぞれ異なり、その未来の時点で観測された状態で決まる、ということなのですね。

ちなみに、量子力学の量子とは、もうこれ以上、小さくできないくらい小さな、原子・分子などのサイズの世界のことを指すようです。

資産運用の勉強をしていると、どうしても、リスクに行き当たり、リスクを掘り下げると、確率論に行き当たり、確率論を深堀すると、量子力学に行き当たります。

資産運用・投資では量子力学以外にも、経済学や心理学・行動経済学、物理学といった、様々な分野の理論や知識がそのまま使えることが多々あります。

とても面白いですね。

それではまた。

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