お金の増やし方というのは、今後、少子高齢化と平均寿命が伸び続けていく社会の中では、非常に重要な意味を持ってくると考えています。
そのため金融教育研究所では、金融教育(金融リテラシー)の普及啓もう活動に尽力しています。
という想いの私がいる一方で、お金は大事だけど、人生それだけじゃあないよね、という想いの自分もいます。
Contents
お金の増やし方は大事だけど、当然それだけではない
お金の増やし方は大事です。
しかし、それだけですべての問題は解決しません。
それどころか、お金の問題は人生の一つの問題にしかすぎません。
お金の本質とはなにか?
という想いの自分がいる一方で、やっぱりお金は大事でもあります。
なぜならお金は「いろいろなことに使えるから」です。
ちなみに、この点、保険は使い勝手が悪いです。
例えばがん保険。
がん保険だとがんになった時しかお金が受け取れません。
入学時や結婚、住宅購入、日々の生活費などのいろいろなことに使えません。
そのため、ある程度(例えば百万円程度)の預貯金があれば、特別な事情(ちいさな子供がいる)を除いては、保険は不要だという意見もあります。
話を戻しまして、お金はいろいろなことに使えます。
そのためお金で解決できる問題であれば、たいてい解決できます。
つまり、お金は人生の問題の一部である。でも、お金があれば結構楽になる。という面があるのですね。
お金はいくらあれば人生は楽しいのか?
人生にお金がいくらあれば楽しいのか、これは人それぞれの問題です。
一億円の人もいれば、もしかしたら十億円と答える人もいるかもしれませんん。
おカネから得られる満足度などのことを効用と呼びますが、効用は人それぞれです。
お金がなければ人生は楽しくないのか?
しかし人生は人それぞれ。
お金が欲しくても、ない人・ない時代、というのはあるものです。
じゃあ、お金がないと人生が楽しくないのか? というと、そうではないと思います。
例えば20代の会社員で、お給料は平均以下でも、趣味が充実していれば、人生がとても楽しい、という人もいるでしょう。
「釣りバカ日誌」の浜ちゃんなんて、仕事そっちのけで人生を楽しんでいます。
現実世界でも、仕事やお金よりも、家族や趣味の方に重きを置いて、楽しい人生を歩いている人もたくさんいると思います。
そういう人々を見ると、幸せはお金では買えない、とも思います。
また、経済学上では効用は反比例します。
つまりお金持ちになるほど、お金から得られる相対的な幸せが減っていきます。
貧しいほど、お金から得られる相対的な幸せが増えます。
つまり、皮肉なことに貧しい方が、お金から幸せをたくさん得られる、ということです。
じゃあお金はいらないのでは?
こうなるとまたぐるぐると答えが巡って
「じゃあ、お金いらないんじゃない? お金を増やす必要、なくない?」
という気もします。
でも、お金はいろいろなことに使える便利なものです。
そして、普通の常識内の金額なら、増えても困ることにはなりにくい、と思います。
ということは、お金にはそんなに執着しないで人生を送る。
でもお金は便利だから、できるだけ「手間のかからない方法で」シンプルに増やすことがベター、ということになるのかもしれません。
そして世の中にはiDeCo・つみたてニーサなどの「手間のかからない方法」がすでにあります。
オンライン投資セミナー・オンライン資産運用相談なら初心者にもおすすめ
コマーシャルです。
金融教育研究所では、定期的にオンライン投資セミナーを開催しています。
セミナーは2016年から開催しており、通算100回目を超えています。
オンライン投資セミナーなら、全国どこからでも、お気軽にご参加いただけます。
また、「気軽に専門家に相談できる場所をいつか作りたい」という想いを実現した「オンライン資産運用相談」も行っています。
率直に申し上げて、世の中の相談料は高すぎる! と思います。
もちろん無料の相談もありますが、それはボランティア活動ではないので、結局、その窓口で買う金融・保険商品の手数料として、長期にわたり、非常に高い金額を支払うことになります。
金融教育研究所では、「すべての人に金融リテラシーを」をモットーとして、利用しやすい金額設定を目指しています。
それではまた。