【動画】行動経済学の【プロスペクト理論】が分かれば、資産運用で損をしがちな理由と回避策が見えてくる!

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こんにちは。金融教育研究所の佐々木裕平です。

資産運用をしていると、人はしばしば非合理的な行動を選択してしまいます。

後から冷静に考えたり、離れて他人の選選択肢を見ていると

「なんでそんな変なことするの?」

「それはもったいないよ」

と思うようなことでも、本人は大まじめに考え、その行動を選択してしまいます。

なぜ、人は合理的な行動ができなくなるのでしょうか?

その心理には、行動経済学で有名な「プロスペクト理論」というものが大きく関係していると思われます。

簡単に言うと、人の心には特性があります。

つまり、小さく儲けて、大きく損する、ということをノーマルに考えてしまう、という特性です。

中でも、損失に関する特性として、損失回避性、というものが挙げられます。

誰でも、まじめにやってしまう「変なこと」とは?

いったいどういうものでしょうか。

以下、動画です。

自動文字起こしを使用していますので、誤字脱字があります。

 

はいこんにちは金融教育研究所の佐々木
裕平ですえ本日はですねえクイズで分かる
行動経済学のプロスペクト理論の損失回避
性というものについてえ分かりやすく
優しく見てみたいと思いますこの行動経済
学というのはですねえ心理学と経済学が
合体したような学問ですでプロスペクト
理論っていうのはダニエルカネマン先生と
エイモストベキー先生がですね共同で研究
した理論です
では見てみましょうまず最初にですね
クイズをしてみたいと思いますあこちらは
ですねえ私のお仕事の紹介ですね本など
書いてりますえまず実験
ですまえド者え視聴者の方がですね
え会社員の方だとした場合に上司の方が
ですねある日こんな提案をしてきましたえ
臨時ボーナスをあげますよと提案してき
ましたただaとb2つの権利があって
どちらを選んでほしいと提案されました
あなたはどちらを選ぶでしょうかA
80万円のボーナスが確実にもらえる権利
絶対80万円がもらえますで一方BBを
選びますと上司の方とじゃんけんをして
ですね買ったら100万円もらえるんです
が負けたら1円ももらえないというゲーム
ですえさあどうでしょうえ視聴者の方は
ですねAとBどちらがいいでしょうかと
いうのが問目続いて2問目を見てみたいと
思い
ます2問目はですね上司の家に遊びに行っ
たところえ肘が経ってですね上司の切りの
ツを割ってしまったとし
ましょうなんでこうイラストさんがこんな
のがあるのかはちょっと分かりませんがえ
でA80万円の弁償代金を確率に払うB
じゃけに負けたら100万円払いますえ
勝ったらですね1円も払わなくよっていう
権利ですこれどっちを選んでもあの上司の
人は恨みません小心などにも全然影響が
ないよとしますさあ皆様はどっちでしょう
弁償代確実に払うか1かバチかどう
でしょうかはいというですねクイズを出し
ますと多くの場合ですね大体8割くらいの
方はですねえ1問目では
A80万円のボーナスを実にもらう権利を
選びたがりますし2問目の
え伝承代金の方ではですねBのじゃけに
負けたら100万円払って買ったら1円も
払わなくていいていう方をですね選ぶ傾向
があります大体この地球のですね8割
ぐらいの人はそういうそっちを選びがちと
いうことですねただこれはえちょっと
不思議なんですね元々経済学では私たち
人間というものはですね非常に合理的な
存在だという風に考えられていますなので
よく見てみますと1問目と2問目はですね
絶対値で見ると数字が同じなんですねAを
選びますとプラスマ
80Bを選びますとプラス-100をは0
と同じ数字が並んでいるんですねなのでえ
まこの地球上の大体2割の人とかですねえ
合理的なま宇宙人とかAIがもしたらです
ねひょっとすると1問目と2問目ではです
ね同じ答えを選ぶAAまたはBBという
答えを選ぶのではないかなと思われます
ただ一般的に私たち地球人はですね1問目
ではA2問目ではBを選ぶことが分かって
います1問目は何の質問かと言いますと特
に関する質問でした特ではですね確実にお
金が欲しいなという気持ちが直感にえがち
ですそして2問目損失です損に関しては
ですね1かバチかでいいので
えチャラにしたいと考える直感的に考える
人が多いということが分かってい
ます以上を踏まえますとですね私たちの心
はえプロスペクト理論ではこんな風になっ
てるんじゃないのかなっていう風に考え
られてい
ますこれがですね年ノーベル経済学書を
受賞しましたプロスペクト理論
です軸がですね感情ですね上が嬉しい下が
悲しい右が特ですね左は損という風に書い
てありますでえ先ほどのですね1問目では
特に関する質問でした例えばここが
80万円だとしますと80万円って結構
嬉しいんですね80万円ももらえるのは
かなり嬉しいでもそれが20万円増えて
100万円になってもあんまり嬉しさが
変わってないよっていうのをこの図は
指し示していますこの赤い線が人の気持ち
を表しているわけですね緩やかなS事情に
なっているんじゃないかと考えられてい
ます80万円の得と100万円の得は
ほとんど嬉しさが変わらないそうである
ならば確実に80万円が欲しいなというの
が私たちの心じゃないかなっていうものな
んですで一方損の方に対しましてはですね
80万円の損はすごい嫌なんですけれども
嫌なんですね得の時よりも2倍ぐらい嫌な
んですねなんですが100万円の損はです
ねもっともっと嫌なわけですねなのでこの
どっちも嫌なので1かバチかでいいので
ここ3焦点と言いますがこの1かバチかで
0にしたいなっていう気持ちが見えます地
的な答えを選びがちということですねこれ
が資産運用の時にですね
え損をしがちな行動を生み出し
ます例えばNISAを始めてですね
100万円を投資して20万円利益が出た
よっていう人がいるとしましょうそうする
とその人は結構嬉しいのでこの得が
20万円の得が減ってしまったらすごい嫌
だなと思うわけですねここに戻るんじゃ
なくてここが基準になってしまってここ
から20万円下がったらすごい嫌だなっと
思うわけですねなので少しの利益でもいい
ので確実にその得を確定したいと思って
すぐに売ってしまうことがありますつまり
小さく儲けるで一方損に対しまして
はすぐに売りたいという気持ちもあるん
ですがひょっとしたらもしかしたら爆的に
ですねまだあ回復するかもしれない
NISAで100万円買って20万円
下がったらすごく嫌なんだけどひょっとし
たらもっと上がるかもしれないと思って
待ちますでそれがずるずるとですね損出を
拡大していたとしましょうここではその時
に例えばマイナ50万円ぐらいになると
その状況がすごく心にとっては大ダメージ
なわけですねそうするともう1かバチかで
いいから売って他のものに乗り換えたいと
かですねえもう現金化してやめたいという
風に思ってしまうことがありますつまり
大きく損をしたいなということですねそう
しますと小さく設けて大きく損するという
ことになりますでえ値動きがですね
ランダムウォークする出ために動く世界だ
とした場合ゴブゴブに発生するとします
その時に特と損がゴブゴブで発生したとし
ても私たちの心に偏りがあるとですね
小さく設けて大きく損するのでそれを頻繁
に繰り返している短期売買をしていると
だんだんだんだん統計的には損する人が
ですね増えてくるのではないかなと考え
られますなのでこういうですね人の心を
ちょっと理解した上ででは資産運用はどの
ようにしたら良いのかなということも考え
ていくと面白いのかもしれませんではここ
で本日のえお買えの学校おしまりですご
視聴ありがとうございました

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