豊かな老後のためのスタンディングパソコン作業の勧め

こんにちは。

金融教育研究所の佐々木裕平です。

皆様資産形成は順調でしょうか?

つみたてニーサやイデコで資産形成をきちんと行っていれば、多くの場合老後の生活は豊かになると想像されます。

ただ、その豊かさはあくまでも金銭面の豊かさでしかありません。

老後

 

Contents

老後に必要なものは、夢、健康や生きがい、そして人間関係

この社会はもしかすると、若いうちほど、お金が必要な世界かもしれません。

もちろん老後にもお金は必要です。

しかし、老後にはお金以外のものが大きく必要になってきます。

  • 健康
  • 自己実現(夢)
  • 生きがいの趣味
  • 友人・家族などの人間関係(認められたい・所属していたい)
  • 仕事

上記のようなものが必要になってきます。

そして多くの若い人は上記の多くを持っています。

その反面、お金がないですが。

そして、老年期になると、お金はあるけど、健康や生きがいがなくなっていくことが懸念されます。

 

老後の満足度(幸福度)を高めるには健康が大事!

東大の作った老年学(ジェロントロジー)の教科書を読んでいると、いかに老年期においては、健康や生きがいが大事なのかが身にしみてわかります。

そしてその中でも健康とはすぐに形成することができません。

それこそ資産形成の積立投資のように、若いうちからコツコツと行わなければいけません。

スタンディングパソコンが断然お勧め!

とはいえ現代人はお仕事でパソコンを使う時間が長くなっています。

仕事熱心な人ほど、一日に占める座っている時間が長くなってしまいます。

かくいう私ももう十年程度座りっぱなしです(笑)。

最近では、膝・腰が痛いです。

これは別に関節が悪いのではありません。

検査してもらいましたから、たぶんそうなのでしょう。

じゃあ、何がいけないのか?

それは筋力の低下です。

ずっと座っているから本来あるべき筋量が減ってしまったのです。

 

とはいえ、なかなか毎日の仕事の中では運動をする時間が作れません。

ではどうするか?

そこでスタンディングパソコン作業です!

安価ですぐできるスタンディングパソコン作業の始め方

スタンディングパソコン作業の始め方は簡単です。

もちろん専用のスタンディングパソコン作業用の巨大かつ高額な机も売られていますが、ここでは無視します(笑)。

  1. いつもの事務作業机の上に、小さなスタンドテーブルを載せる(Amazonなどで、ベッドの上で作業できる小さな机みたいなのを売っているので、流用します。高さ調節もできて、マウスを動かすスペースがあれば、ばっちりです)
  2. パソコンを載せる(ノートパソコンが便利ですが、工夫すればもちろんデスクトップパソコンでも行けます。
  3. 重要! 足元に適度にやわらかいクッション(100円均一などで売っているカーペットみたいな分厚いやつ)を敷きます。これだけで、慣れない長時間のスタンディングパソコン作業でも膝・腰にかかる負担が激減します。あと、冬場はあったかい!
  4. 完成!

というシンプルさ。たぶん二千円くらいあれば、十分できると思います。

ポイントは足元に敷くクッションです。

これがないと、いきなりスタンディングパソコン作業をした場合、あまりにも痛くて、すぐに挫折すると思います。

これでまた豊かな人生に一歩、近づくのかもしれません。

スタンディングパソコン作業のメリット

スタンディングパソコン作業を実際にやってみて、いくつかメリットを感じました。

  • 血流が良い(足腰の筋肉が使われているので、ふくらはぎのポンプ機能が働く?)
  • 体が温かい・冷え性にも効く(血流が良くなるので、ポカポカする)
  • 代謝が上がって、太りにくくなる(基本的な代謝が座っている時よりも増えていると思います)
  • 腰が痛くならない(座っている時よりも腰のカーブが自然なので、負荷が低い?)
  • 便通が良くなる(立っているから重力が働く?)
  • 頭がよくなる・効率が上がる(血流の向上により、脳への酸素の供給量が増えた?)
  • 疲れにくくなる(血流が上がったことで、疲労物質の循環・分解が進んだ?)
  • 全体的に体の調子がよくなる!(座り続けていた人ほど、効果があると思います)

とこのようなところです。

いまのところ、スタンディングパソコン作業による弊害は出ていません。

それではまた。

 

関連記事

  1. サンクコスト効果とバイアスとは?

  2. 行動経済学入門:具体例 感応度低減性とは? 2000円の差が…

  3. 2019年の年金財政検証についてわかりやすくまとめてみる

  4. 損失回避的だから非合理的な方を選択してしまう私たち

  5. 人生100年時代の資産形成の課題とは?

  6. 現在性バイアスとは|2つの一例:いまが一番大事なんです!

PAGE TOP