こんにちは。
金融機関から販売マージンなどを受け取っていない中立的なアドバイザーとして講演執筆活動をする佐々木裕平です。
できるだけ更新している拙著「投資信託超入門」という書籍があります。
Amazonの電子書籍のみの販売です。
初版が2014年の1月ですから、2025年の今年で、実に12年目となります。
改訂を繰り返し、その都度、時代に必要な内容となるようにブラッシュアップを繰り返してきました。
今回の大きな改善点は、なんといっても、新NISAとiDeCoに完全対応したことです。
その他に、よりわかりやすくなるようにと、なんと今回はページ数を100ページほど削りました。
もちろん、内容はよりシンプルに、よりわかりやすくなるようにと、図解は豊富になっています。
ページ数を削った経緯としては、改訂版を繰り返したことと、初版から12年目となり、いつの間にかページ数が600ページほどに増えていたことが理由です。
今回は、473ページほどになりました。
だいぶコンパクトになりました。
これが通常の紙の書籍でしたら、出版社から「分厚すぎるから200ページくらいにしてください」といわれることでしょう。
ですが、200ページでは、あまりにもカンタンな説明しかできません。
結果として、どこにでもある普通の書籍となってしまうでしょう。
600ページの内容を、絞りに絞って、473ページにまとめました。
通常の書籍3~4冊分の容量がありますが、その分、内容もスゴイです。
超初心者の方から、中級・上級の方まで、
「その知識が欲しかった!」
というところまで網羅しています。
おかげさまで、レビュー数も680を超えるようになりました。
本当に、ここまで来れるとは、思っていませんでした。
ちなみにこの書籍、Amazonの投資部門でしばらく1位を独占していた時期もあります。
今後も、多くの方の資産形成・運用の入門から応用まで、幅広くお役に立てる書籍を発行していきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
以下、Amazon紹介ページより、目次です。
◇2025年改訂版◇図解が豊富になり、よりわかりやすくなりました。
★新NISA・iDeCo対応★
資産運用初心者の方におすすめの書籍です。「『人生を楽しくする知識本』シリーズの1巻」
「お金の増やし方を基礎から優しく学びたい 」
「投資信託の選び方を知りたい」
「効率の良い運用方法を理解したい」
「具体的なお金の組み合わせ(ポートフォリオ)を学びたい」
「増やしたお金を減らさずに取り崩す方法を知りたい」
「iDeCo(イデコ)・NISA(ニーサ)についても理解したい」
そんなまったくの初心者の方でも、わかりやすいように基礎から理論、選び方、運用、そして出口戦略(取り崩し方法)までをわかりやすく解説した本です。
図解が豊富で、直感的にわかりやすい構成になっています。
この一冊で資産運用の不安・疑問を一挙に解消できます。
目次
これ一冊で基礎から運用までOK! 投資信託 超入門(2025年改訂版)
はじめに 「NISA(ニーサ)とiDeCo(イデコ)で、投資信託を使って、誰でも効率よくお金を増やせる時代になりました」
第一章 投資信託での投資が初めてでもわかる! NISAとiDeCoは、お得なお金の置き場所!
◆未来では、老後に受け取れるお金が減る。だから自分で効率よくお金を増やさないといけない
◆通常は百万円儲かったら、約20万円もの税金がかかるけど、NISAとiDeCoは税制優遇されててお得!
◆NISAはいつでも現金化できて、一人年間360万円。最大1,800万円まで投資できる!
◆NISAの始め方はとっても簡単
◆初心者の方向けの、NISAに関するよくある質問
◆iDeCo(イデコ)は「もう一つの年金」的なものだから、高齢期になるまで取り崩せない! でも所得控除があって、とってもお得!
◆質問:『何年間でお金が二倍になるの?』 回答:世界中の株式に分散投資する(全世界株式インデックス型投資信託を選ぶ)と、数年の時もあれば、十数年かかるかもしれない
〇この章のまとめ
第二章 お金の増やし方のキホンを知っていれば、誰でも効率良くお金を増やしやすくなる!
◆お金持ちになる第一歩 お金の流れを整えるだけで『増え始める』
◆つみたて投資っていいことあるの? 積み立て投資にすることで効率がよくなる
◆投資がよく分からなくて怖い人は、小額から始めればOK! 自然に理解度が増していくんです
◆投資資金 すでにまとまったお金がある人はニーサの成長投資枠で一括投資も検討してみる
◆気になる疑問 積み立て投資と一括投資、どっちが成績は良くなる?
◆リスクは値動きの振れ幅! 長期間投資をしてもリスクは小さくなりません!
◆期待リターンとは? もっとも起こりそうな一年後の成績です
◆値動きの振れ幅=リスク はこんな風にブレる!
◆長期投資が博打的……ではなく、確率問題として処理できると考えられるポイント
◆100年に一度のショックは、けっこう多く起こる?
◆どうして世界中の株式に分散投資すると期待リターンが年率5%+長期金利くらいになると考えられるの?
◆もう残念な投資とはさようなら! リスクと期待リターンはおおむね比例する! お金の差がつくポイント!
◆知っておくと心にゆとりが生まれるかもしれない……それが平均回帰性
◆あなたにも損失回避性があるかも? ここが増え方の分かれ道!
◆世界最高のスパコン = 『効率的市場仮説』がわかれば、誰でも投資の達人に!
〇この章のまとめ
第三章 初めてNISAとiDeCoをする人のための金融商品の選び方
◆NISAとiDeCoのメインの投資対象が投資信託な理由 誰でもカンタンに達人レベルの分散投資ができる道具
◆投資信託のメリット 1リスクあたりの期待リターンの効率が良くなる デメリットはコストが高い地雷商品があること?
◆経済学上の投資対象の正解はコレ! 全世界株式インデックス型投資信託
◆投資信託を管理している人が天才でも普通の人でも、平均には勝てないんです
◆じつは多くの場合、投資信託のお値段は気にしなくていいんです
◆アクティブ型投資信託を4つくらい保有するとインデックス型投資信託の成績になるし、手数料の信託報酬分だけ負けてしまうから、最初から市場平均を選ぼう
◆債券主体の投資信託って魅力的に見える。でも買う必要はない
◆バランス型投資信託って良さそうだよね……ってちょっと待って、それ誤解です!
◆バランス型投資信託がダメだって? ……信じられない! という人のための思考実験
〇この章のまとめ
第四章 お金の増え方を8割決めるのは組み合わせ(ポートフォリオ)。ここを抑えておけば将来後悔しない!
◆なんと! 組み合わせ(ポートフォリオ)で増え方の8割が決まるんです!
◆ノーベル経済学賞受賞者のトービンの二基金分離定理が最適なポートフォリオを教えてくれる!
◆どこにお金を置くかで、こんなに増え方が違う! 長期投資だからこそ、学資保険よりもNISAとiDeCoが大切!
◆著者のお金の増やし方と取り崩し方法はこんな感じ。あなたはどう思う?
◆誰でも使えるポートフォリオのつくり方。資産額や年齢? いいえ。リスク許容度で考えるとシンプルです
◆個人のリスク許容度やポートフォリオはフワフワと変化してしまうから、安全のために大きな幅を取った方が無難
◆具体的な一例で学ぶ、初めてのポートフォリオ作成! ちょっとの違いで二千万円も変わる!
◆コストが低いものに見直すだけで、将来の資産が六千万円に? 「積極的に増やしたい」人の一例
〇この章のまとめ
第五章 運用方法は簡単です。ですが、一般的には誤った常識が広まっています。
◆短期的にお金を儲けようとするよりも、「長期間ほったらかしにする」方が「うまくいく確率が上がる」と考えられるワケ
◆質問! 『株価などはランダム・ウォークする』って聞くけど、どうして?
◆長期分散投資がうまくいくと考えられる理由の一つは、ランダムだからこそ起きる『組み合わせ爆発』
◆急落した! 売った方がいい? 景気はグルグル循環するから、慌てないで!
◆大暴落はいつかきっと起こる……だからこそ、慌てない。未来のために下がり幅を再確認!
◆チャート分析・テクニカル分析は経済学上『かっこいいおまじない』だから、しなくて良い
◆ファンダメンタルズ分析は経済学上有効……だからこそ、無意味になってしまうワケ
◆近所で投資の話題が盛り上がり始めたら、要注意
〇この章のまとめ
第六章 取り崩し方法(積み立て投資の終わり方) 増やしながらお金を使っていけば、老後は安泰かも。出口戦略も考えておきましょう。
◆増やしたお金を上手に使いたい! 取り崩し(出口戦略編)一例 預貯金だけだと物価上昇でお金の価値が下がってしまう
◆お金を減らさずに取り崩す方法 運用を続けながら、期待リターン内で取り崩していく
◆自分の『何か』を変えないから変わらない。でも、やる気が出すぎてもダメ
◆NISAとiDeCoを始めたいけど、家族が資産運用に懐疑的な時こそ、話し合いが大切
〇この章のまとめ
おわりに