65歳以降の高齢期における資産運用アドバイス:リスク許容度内で、取り崩しながら、運用を継続する

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ご高齢の方向けに講演をする機会が、まれにあります。

多くのご依頼は、現役世代向けが多いですが。

ご高齢の方からは、しばしば、「いまさら投資をしても遅いのでは」というご意見をいただきます。

私はそうは思いません。

もちろん、資産額やリスク許容度が人によって異なるので、一概には言えませんが。

中には「老後も資産運用を継続してもいいのでは? むしろその方が、いいのでは?」と思うケースもあります。

例えば、老後に資産が1憶円あるⒶさんがいらっしゃるとします。

期待リターン5%のポートフォリオを組んでいた場合、

毎年、500万円を取り崩しても、理論上は元本が減りません。

これに公的な老齢年金を足して、600~700万円程度で老後をエンジョイする、という方法もあります。

元本が減らずに、楽しく生きられる、可能性があります。

資産が5,000万円のⒷさんが、同様のポートフォリオを組んでいれば、毎年、250万円まで取り崩しても、元本が減りません。

まあ、一例ですが。

このようなケースを見ると、「老後に資産運用はすべきではない」よりも、

むしろ「老後も資産運用は大切」なのではないかと思います。

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