住宅ローンってありますよね。
あの、家やマンションを買う時に組む借金・融資のことです。
もし、引越しをしたくなったら、住宅ローンはなくなるでしょうか?
答えはノーです。
住宅ローンはそのまま残ります。
引越し先の家賃+これまでの住宅ローンを完済するまで支払い続けなければなりません。
まあ、実際にはその時の売れる価格(時価)で住宅を売却し、現金化すると思います。
では、投資の場合は?
株式投資や投資信託を保有した場合、途中で
「このお金を他に回したい」
と思ったら?
その場合は、住宅と同様に、時価で売却をします。
住宅と同じで、買った時よりも高く売れる時もあれば、安く売れるときもあります。
でも、それだけです。
仮に買った時よりも安くなっていても、それだけで済みます。
まあ、当然イヤな状態ではありますが。
命までは取られない。
自分が支払って購入した金額内で損失金額が決まります。
購入時に支払った以上のマイナスは起こらない。
それを有限責任といいます。
限界があるのですね。
だからこそ、投資は余裕資金の範囲内で、勝つ長期的な視野を持って行うことが大切だと思います。